法人概要
ご紹介してきた団体

公益財団法人きずな育英基金

2017.11.15

こどもの貧困率は年々高くなり、OECDの資料によれば、先進諸国の中で19位であり、7人に1人の割合となっています。そして、ひとり親家庭になると貧困率は一挙に跳ねあがり、ひとり親家庭の2人に1人が相対的貧困にあると言われています。


そのようなひとり親家庭や、事情があって両親と別れて生活している中高生の中には、一定の学力があり、もっと勉強がしたい、専門分野で勉学したいので国公立大学に行きたい、でも費用的に塾に通うのは無理といったこどもたちや、スポーツ・音楽・文化等で優れた才能を有しており、その能力をさらに伸ばすために遠征したり、用具を購入したいが費用の面であきらめざるを得ないといったこどもたちがいます。


しかしながら、塾や文化、スポーツ活動に特化した資金援助制度は、ほとんどありません。



そこで、きずな育英基金では、大阪府内の中学・高校生で、ひとり親家庭や父母ともにいない家庭のこどもや、父母が揃っていても虐待・ネグレクト等で親の監護を受けられず児童福祉施設に入所しているこどもの中で、学習意欲が旺盛であり、または文化・芸術及びスポーツでの技能に優れており、かつ健全な精神と高い志を持ちながら、経済的に困窮状態にあるため就学等の環境が整っていないこどもに対して年間30万円から50万円を給付し、高校卒業まで支援を継続する活動を行っています。

(具体的には、学習塾にかかる費用の支援を一定額行う。また、スポーツ・文化等では遠征費・用具代等の活動の支援を一定額行う。)





2021年度は74名に2,625万円を給付しています。


また、「独りぼっちじゃないよ」と伝えるため、交流会やキャンプを実施して子どもたちの成長を見守っています。


「もっと勉強したい!」、あるいは「楽器を弾きたい!」、「スポーツをしたい!」というこどもたちの気持ちを応援するため、ご支援をお願いします。


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