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外国にルーツをもつこどもたちを取巻くコロナ禍での状況についてNPO法人おおさかこども多文化センター副理事長の村上さんにお伺いしました。

2020.09.07

おおさかこども多文化センターは外国にルーツをもつこどもを対象に、日本語・母語教育を含めた包括的な教育支援をしている団体です。保護者の仕事などの関係で来日したり、日本で生まれたけれど保護者が日本語がうまく話せないため、こどもも日本語が苦手といった様々なケースのこどもたちを応援しています。

村上さんによると3月頃からこどもたちと実際に向き合う日本語教室や絵本を読むイベント等自粛せざるを得ない状況が今も続いているそうです。コロナ禍の影響で社会全体の経済が厳しい状況ですが、外国にルーツを持つこどもたちの親も同じです。コロナ禍で旅行者はほぼゼロとなり、例えばホテルやレストランなど旅行関連で働く外国人の収入も日本人と同様、もしくはそれ以上に苦しい状況とのこと。また外国にルーツを持つこどもたちが活躍していた地下鉄の外国語案内などのボランティアも実施できなかったり、高校生の中には3月の春休みに里帰りしたまま、再入国が叶わず、困ったこともあったようです。

団体ではそんな家庭のこどもたちを救うオンライン授業などの新し取組みも計画されているのですが、団体の主要メンバーの年齢層が高く、どちらかと言うとITに慣れていないため、オンラインミーティングもままならないこともあるそうです。H2Oサンタからもアドバイスを差し上げられる部分もありますが、ITのスキルがある方で、定期的に団体の業務をお手伝いいただける方がおられたらとても嬉しいです!との事。お心当たりのある方はH2Oサンタ、もしくは下記までご一報お願いします。
NPO法人おおさかこども多文化センター
TEL : 06-6586-9477
Email:osakakodomo@gmail.com



コロナに負けず、頑張っているNPOの応援をどうぞよろしくお願いいたします。