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NPO法人弱視の子どもたちに絵本を

2020.11.28

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“弱視の子どもたちに絵本を”は、全盲こどもたち、弱視のこどもたち、いろんな障害のあるこどもたちにわかりやすい絵本「さわる絵本」などを作る活動をしている団体です。


弱視とは、医学的には「視力の発達が障害されておきた低視力」を指し、眼鏡をかけても視力が十分でない場合をさします。全視覚障害者の7割以上は弱視です。そのため、本来は盲のこどもより弱視のこどもの方が多いのですが、自分が弱視だと気付いてケアを受けているこどもはごく少数なのが現状です。実際は見えにくいことで入試やテストで苦労していることもありますが、社会の中でなかなか理解されていません。



“弱視の子どもたちに絵本を”の「さわる絵本」は、さわってわかることが前提ですが、素材感(髪の毛・肌・髪の毛・ズボンなど)にこだわり、本物に近い素材を見つけて手作りされています。弱視のこどもたちに楽しんでもらえる絵本には、「大きな字の絵本」「さわる絵本」「声と音声が表示されるデジタル図書(マルチメディアデイジー)」「点字の絵本」があります。



同じ境遇のこども同士が出会う機会が乏しいことから、毎年芋ほりをしたり、毎月料理や天文学など何かしらのイベントを実施し、交流を重ねています。保護者同士が相談しあえる時間にもなっています。



ここ最近ではデジタル化が進み、ICTの活用も。拡大も画面で簡単に可能で、その子にあった読みやすい色に変換することも容易です。読み上げソフトは読書だけでなくスマホでニュースを読むなど、日常生活での苦労を軽減してくれます。


Oサンタは多くのみなさまに団体の活動現場のことを知っていただくために、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で実施している“土曜日の午後はHOサンタ チャリティートーク”や年に2回開催の“NPOフェスティバル”にお越し頂き現場のお話しをしていただいています。9階・12階にあるチャリティーガイドでは団体の活動をパネルと動画を用いてご紹介し、寄付を募っています。



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