土曜日の午後は H2Oサンタ チャリティートークイベント<認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク>を開催しました!
2023.09.16本日、阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークの小川さんをお迎えしてお届けしました。
ゴールドリボン・ネットワークは小児がんのこどもたちへの支援を通じてこどもたちが安心して笑顔で生活できる社会を目指して活動されている団体です。
ゴールドリボンネットワークのシンボルである「ゴールドリボン」。なぜゴールド(金色)なんでしょう?。こどもは「国の宝」です。こどもたちは私たちにとって、金(ゴールド)のように最も貴重な「宝物」という考えから、ゴールド(金色)リボンがシンボルマークとして使われています。
ところで皆さんは小児がんの事をどの程度ご存じでしょうか?小児がんとは一般的に15歳未満のこどもに起こるがん(悪性腫瘍)でのことです。大人のがんに比べれば患者数が少なく希少がんと言われますが、毎年2,000~2,500人のこどもたちが新たに診断されています。また小児がんは、生活習慣病との関連がなく、予防ができません。ある日突然、小児がんと診断されたこどもやその家族は、その後長期にわたり様々な問題に直面する事になってしまうのです。
その上、国が指定する小児がん拠点病院は全国で15ヵ所しかありません。そのために通院・入院で拠点病院まで遠い方は数百㎞の移動が必要な場合があり、交通費や保護者の滞在費など経済的負担が大きくなります。そこでゴールドリボン・ネットワークでは、自宅から100㎞以上離れた病院の治療が必要な場合の交通費や宿泊費等の助成を行っています。
また、団体ではがん治療により髪の毛に悩みを持つこどもに「ニット帽」や「やさしいニットマスク」のプレゼントなどの活動を行っています。そして小児がんによって入院、治療を受けるこどもに付き添うひとり親世帯へ支援金を支給する「ひとり親世帯支援制度」にも取り組んでいます。また、大学や専門学校等へ進学を希望しているにもかかわらず、経済的理由により修学困難な小児がん経験者を支援する給付型奨学金制度「はばたけゴールドリボン奨学金」などの支援も実施。他にもウオーキングやマラソン等のスポーツイベント、音楽イベント等の開催などで小児がんのことを知ってもらう機会と作るなど、多岐にわたる支援活動に取り組んでおられます。
9月は世界小児がん啓発月間です。ゴールドリボン・ネットワークでは啓発月間イベント『Gold Ribbon Month 2023 ~私の大切なもの~』を開催中です。今、話題のメタバース空間の会場「ゴールドリボンミュージアム」でこどもたちの作品や、小児がん経験者のインタビュー動画を展示しており、誰でも訪れていただくことができます。闘病中の出来事や自分たちを支えてくれる大切な人の存在、小児がんを経験したからこそ得ることのできた大切な事など、こどもやご家族にとっての「たいせつなもの」を通して小児がんと向き合ったきたその想いを感じてみてください。
最後に小川さんからは、このゴールドリボン・ネットワークの行っている小児がんのこどもたちと経験者、そしてご家族のことを、少しでも多くの方に知っていただき友人知人の方へも広げて頂ければありがたいと仰っていました。
また、今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。
本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。