NPO法人 遠野山・里・暮らしネットワーク
2013.03.15遠野山・里・暮らしネットワークは、グリーン・ツーリズムによる地域の活性化を目的に、平成15年より活動を行っています。
遠野はカエルが鳴き、トンボが飛んで、ホタルが光る美しい里です。茅葺きの屋敷があって、馬がいて、老若男女が集う里です。昔はそんな地域を行き来するゆったりした暮らしがありました。「そんな暮らしを現代にふさわしい形で受け継ぎ、子孫たちに美しい山里のまま譲り渡したい。交流を通して都会の人たちともその想いを共有し、一緒に活動したい。」それが活動の原点です。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災以降は、津波被害の大きかった沿岸部に約1時間で移動することが可能な遠野から、後方支援活動を継続的に行っています。
H2Oサンタが紹介したのは、被災沿岸地域の手仕事プロジェクト「EAST LOOP」でした。被災した女性がハートのブローチ等の手芸小物を製作し、大手百貨店等や、インターネットで販売し、売上代金の50%が生産者グループに支払われる仕組みです。作り手が編み物をすることによって収入を得るだけでなく、前向きに生活をすること、また、震災の風化を防ぐという目的もあります。
みなさんも、もしよろしければハートのブローチを買って東北に思いを届けてみませんか。