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公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト

2013.04.13

瓦礫を活かす森の長城プロジェクトは、東日本大震災で出た瓦礫を活用して土台をつくり、植樹をして、東北の海岸沿いに300~400kmにも渡って津波を防ぐ「防潮堤」を造ろう、という、壮大なプロジェクトです。


震災瓦礫は、その土地の方々にとっての、生活の形見、大切な思い出の品です。単なる「ゴミ」や「廃棄物」ではありません。あちこちに持って行って、燃やしてしまえば、灰になってしまうだけですが、有効な資源として活用すれば、これから何世代も先まで、人々を守り続ける森になるのです。

土と瓦礫を混ぜることで通気性のよい土になる。木材など有機性の廃棄物はゆっくり分解し樹木の養分となるそうです。海岸部に穴を掘り、瓦礫と土を混ぜ、かまぼこ状のほっこりしたマウンド(土塁)を築く。そこに、その土地の本来の樹種である潜在自然植生の木を選んで 苗を植えていけば、10~20年で防災・環境保全林が海岸に沿って生まれます。

みなさま、活動をご理解いただき、継続したご支援をお願い致します。