法人概要
ご紹介してきた団体

NPO法人 日本ウミガメ協議会

2015.08.30

日本ウミガメ協議会は、ウミガメ類を取り巻く自然環境の保全というテーマに沿って、様々な民間団体及び個人、または関連機関などと連携しながら、「ウミガメ類の研究・保護活動を発展させること」を目的に活動を行っています。

ウミガメは広い海を移動しながら暮らしているため、正確な数は不明ですが、日本の砂浜で繁殖する北太平洋のアカウミガメの場合、産卵の回数から推測すると、1990年から2000年の間に60%も減っていることがわかっています。

ウミガメが減少する原因の一つが、漁業による混獲です。例えば、ある種の定置網に迷い込むと、息継ぎができずに溺れてしまいます。このような事故に、漁師さんたちも心を痛めています。日本ウミガメ協議会は、漁業者・研究者・須磨海浜水族園・水産庁などと連携し、 網に迷い込んだウミガメを逃がすための脱出口の開発にも取り組んでいます。

みなさん、このような活動にご理解、ご支援をお願い致します。