NPO法人おおさかこども多文化センター
2020.11.28◎NPO法人おおさかこども多文化センター 公式ホームページはコチラ
おおさかこども多文化センターは、外国にルーツをもつこどもを対象に、日本語・母語教育を含めた包括的な教育支援をおこなうために設立されたNPO法人です。
日本には、親の国際結婚や仕事上の都合などで来日し、日本語ができない状態で暮らすこどもたちがいます。大阪府内の小・中・高校に通う外国籍のこどもたちは約8,900名(2023年大阪府教育庁調査)。言語の種類もさまざまで、約37種類の母語があるそうです。中にはパシュトー語など聞きなじみのない言語もあります。
文部科学省によると、日本の公立学校に学ぶ外国人児童生徒数は約10万人(2021年度)。10年間で約2倍に増加しました。また大阪府教委の調査によると、日本語指導が必要な児童生徒数は、府内で約4,100名が在籍しています。
日本語がわからないまま日本の学校に通うこどもたちは、さまざまな困難に遭遇することがあります。たとえば「トイレに行きたい」という表現ができず、ひとりでつらい思いをすることもあるそうです。
おおさかこども多文化センターでは、日本語学習会などでそのようなこどもたちの日本語教育支援などを行っています。また、日本のこどもたちも含めたいろんな国の絵本を紹介し、さまざまな文化に触れる絵本の読み聞かせイベントなども開催しています。異なる言語・文化を持つ人々が、お互いを尊重し、ともに暮らしてゆける共生型社会をめざしておられます。
また、近年外国人観光客が増えている大阪で、自分たちと同じように言葉が通じなくて困っている人たちの役に立ちたいと、大阪メトロの切符売り場で府内の高校生がボランティアとして外国人観光客に案内通訳をする活動も行っています。
H2Oサンタは多くのみなさまに団体の活動現場のことを知っていただくために、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で実施している“土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートーク”や年に2回開催の“NPOフェスティバル”にお越し頂き現場のお話しをしていただいています。9階・12階にあるチャリティーガイドでは団体の活動をパネルと動画を用いてご紹介し、寄付を募っています。
※H2OサンタのHPからクレジット決裁によるご寄付ができるようになりました!1,000円から、応援したい団体を選んで寄付することができます。
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