11月21日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2015.11.2111月21日(土)は阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場にてNPO法人 チャイルド・ケモ・ハウスのチャリティートークイベントが開催されました。事務局長の田村亜紀子さんにご来店いただきお話をお伺いしました。
1万人にひとりの確率で発症する小児がん。闘病生活は数年にわたる場合もあり、病院で長期間過ごすことになります。家族と一緒にいられる時間が制限されるなど、さまざまな制約の中でこどもたちは暮らさなければなりません。
「お母さん、お家に帰りたい」という切実なこどもたちの声。つらい時に一緒にいてあげることができないのはこどもにとっても親にとってもつらいもの。
それなら自分の家で暮らしているような環境で、治療しながら生活できたらいいのに・・・そんな思いから「チャイルド・ケモ・ハウス」(ケモとは化学療法chemotherapyの略)が作られました。
チャイルド・ケモ・ハウスはこどもと親が別々ではなく、家族みんなが一緒に過ごしながら闘病生活ができることを考えて建物が設計された日本初の小児がん専門治療施設です。
家族が過ごすリビングスペースと診療所は屋内の廊下でつながっています。家族のスペース毎に扉が個別にあって、お父さんやお母さんが直接屋外から出入りできる玄関もあります。これなら家族と一緒に安心して過ごせますね。
チャイルド・ケモ・ハウスは基本的に企業や一般の方々からの寄付で運営されています。そして部屋の掃除などはボランティアの方に支えられています。
田村さんは「寄付で支援していただくともちろん助かります。そして、小児がんのことや、チャイルド・ケモ・ハウス”のことをお友達や家族で話題にしてくれるだけでも支援の輪が広がるきっかけになります。」と言われていました。みなさま是非“チャイケモ”の愛称で覚えてくださいね。
チャイルド・ケモ・ハウスでは「チャリティーウォーク」というイベントを毎年開催されているそうです。みんなが共通の緑のTシャツを着用し、歩くことで認知度も上がりますよね。
本日もたくさんの方に来店していただきありがとうございました。