1月23日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.01.231月23日(土)のチャリティーイベントは社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所の青木さんをお招きしました。
盲導犬訓練士の青木さんに現場の様子や盲導犬について詳しくお伺いしています。
日本ライトハウス出身の盲導犬は現在145頭で、関西を中心とし西日本全体で活躍しています。
訓練施設は、大阪府南河内郡千早赤坂村にあり、自然豊かな環境の中で伸び伸びと育成されています。
20頭程度の多くのワンちゃんを育成するには、人里から少し離れた広い場所が必要なんですよね。
デモ犬のポルドくんとティオちゃん。
デモ犬とは本日のようなイベントや学校の授業などで盲導犬の働きを実演したり、みんなとふれあったりしてくれるワンちゃんです。実際に視覚障害者の方との体験歩行をしたりするのもデモ犬です。
なぜデモ犬が必要になるかと言うと、実際のユーザーさんの盲導犬をイベントや授業のたびに借りるわけにはいきませんよね。 そういう時のためにデモ犬が必要なのです。
盲導犬のことを広く社会に知ってもらうのが重要なお仕事。普段、デモ犬たちはボランティア宅で生活し、出動に備えているそうです。
訓練のデモンストレーションをしていただきました。
また、実際にわたしたちが盲導犬を街などで見かけたときに注意すべき点を教えていただきました。
(盲導犬に触らないで、ユーザーさんにお声掛けする。交差点の信号では、青になったら聞こえるように声を出してあげるなど)
トークイベント後には、沢山のお客様がスタッフにお話を聞きに来て下さり、盲導犬と触れ合っていただきました。
ところで、身体障害者補助犬法で公共施設や不特定多数の人が利用する民間施設などは補助犬を受け入れる義務があるのですが、皆様はご存知でしょうか?実はまだまだ知らない人が多いのも現状だそうです。
そして、1頭の盲導犬を育成するには500万円以上の費用がかかり、視覚障害者が社会に参加できるように基本的に無償で貸与しています。
でも全額を行政が助成しているのではなく、8割以上が皆様のご寄付によって支えられているそうです。
私たちの募金が本当に役立っているのですね!
本日も、たくさんの方にご来店いただき、多くのご寄付を頂きました。
ありがとうございました。