2月6日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.02.06本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、”ショコラボ”代表の伊藤さんとパティシエの土井さんにお話を伺いました。
「ショコラボ」の名前は、「ショコラ(フランス語でチョコレート)+ラボラトリー(工房)」と「健常者と障がい者のコラボレーション」、「プロフェッショナルと障がい者のコラボレーション」といった意味があるそうです。
元金融マンであった伊藤さんは、障がいを持つご自身のお子様が、養護学校に通学している時に、障がい者の雇用の現実を知り、大きなショックを受けたそうです。
それが転機となり、なんとか少しでも役立つことができればという思いから、13年前にサラリーマンをやめ、独立して起業資金を貯め、2012年秋にこのショコラボを立ち上げられました。
障がいを持つお子様を持たれる親御さんは「自分に何かあったらこの子の将来はどうなるんだろう?」という不安な気持ちを持つことがあるそうです。
障がい者の雇用の場をつくり、自立できる環境にして賃金のアップにも繋げられるようにという思いで作られた工房だそうです。
もちろん、プロのチョコレート職人ではなかった伊藤さんが、すべての作業を教えることには限界があります。プロの技術指導のもと、美味しいスイーツ作りをすることが必要です。
そういうときに、各地の福祉事業所を訪問していた黒岩功さんとの出会いがありました。黒岩さんは、大阪を中心に、京都、パリなどに5店舗を展開する、フレンチレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフで、伊藤さんが考える「おいしいものを作って、商品価値の高い魅力的なものを販売していきたい」という理念にも共感して、技術監修を引き受けてくださったそうです。
そして、その黒岩さんの繋がりで、本日お越しいただいている土井さんにもご協力いただくようになりました。
土井さんは、70年続く大阪岸和田を代表する製菓”だんぢり屋&SORA”のパティシエです。
写真は黒岩さんや土井さんの研修の様子です。
土井さんにチョコレート製造の過程を簡単に説明していただきました。
阪急うめだ本店9階催場の「バレンタインチョコレート博覧会」の中にあるショコラボのショップ。
H2Oサンタも実際に購入して食べてみましたが、とってもおいしかったです!!特に、ドライフルーツのチョココーティングのものは大のお気に入りになりました!
みなさまも、是非おためしくださいませ!
本日もたくさんのお客様にご来店いただきましてありがとうございました。