2月20日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.02.20本日の阪急うめだ本店9階祝祭広場にて開催したチャリティートークイベントは、公益財団法人 関西盲導犬協会の中谷さんにお話を伺いました。
“盲導犬”という言葉は知っていても、実際に街で見かけることはまだまだ少ないですよね。国内の盲導犬の実働頭数は984頭しかいないからです(2015年11月現在、厚生労働省)。
それに対し、盲導犬を必要としている人は約3,000名と推測されています。全く足りていないのが現状です。
この少ない原因は盲導犬の育成の難しさが関係します。子犬が訓練されて盲導犬として活躍するまでには2年近くかかることに加え、犬自体の向き、不向きがあり難しい適性テストをクリアしなければなりません。訓練をしてもすべてが盲導犬になれるわけではく、毎年盲導犬としてデビューできる犬が少ないためです。
また費用もかかります。残念ながら盲導犬になれなかった犬にも費用がかかっているので、実質1頭の盲導犬を育てるのに約500万円もかかることになるんですよ!
盲導犬は必要としている人に無償で貸与されるのですが、その育成費用は国や自治体からの公的補助金で賄われるわけではありません。約9割が寄付金からだそうです。これでは、盲導犬数と盲導犬希望者の差がなかなか縮まらないですよね。
みなさまのご寄付が盲導犬を増やすことに繋がります。ぜひご支援お願いします。
中谷さんと一緒に盲導犬のPR犬の”ウィール”くんがデモンストレーションをしてくれました。
ほめるのも仕事
歩行訓練の様子
トークイベントの後もたくさんのお客さまに盲導犬と触れ合っていただきました。
本日も、たくさんの方にご来店いただき、多くのご寄付を頂きました。
ありがとうございました。