5月7日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.05.07本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、Japan Hair Donation&Charity <通称:JHDAC(ジャーダック) >の事務局長の渡辺さんにご来場いただきました。
ジャーダックは、小児がん治療やそのほかの様々な要因で、髪の毛を失った18歳以下のこども達のための医療用ウィッグ製作・提供を行っている団体です。
ウィッグを製作する活動や、団体の活動を始められたきっかけなど、いろいろお話を伺いました。
髪の毛を切る前と切った後の写真
ジャーダックが製作する医療用ウィッグは100%寄付された髪の毛から作られるフルオーダーメイドです。そして無償でプレゼントされてます。
人毛100%でできているため、見た目や手触りがとても自然で、一見ウイッグとわかりにくい仕上がりだそうです。
材料となる髪の毛は、白髪やパーマ、カラーリングされたものでも大丈夫ですが、切り口から毛先まで31cm以上の長さが必要だそうです。
団体に髪の毛を寄付してくださった方から届いた髪の毛はそのまま使う訳ではなく、下処理を行ったり、頭の形に合わせて整えたりしなければならず、費用も人手もかかります。(1つ作るのにおよそ10万円!)
それでも、楽しみに待ってくれているこどもたちのために、渡辺さんたちは美容師の技術を生かしてこども用ウィッグを作り続けています。
(現在、約110名のウイッグ希望者がウィッグの順番待ち状態だそうです)
ジャーダックに全国から送られる髪の毛には、思いを込めたお手紙を添えて下さる方が多く、そのうちのいくつかをお借りし、会場の祝祭広場アートビジョンで皆さんにご覧いただきました。
過去に闘病経験のある女性の方や、高校生、そして、なんと小学生の男の子も!その全てが本当に気持ちのこもったあたたかい内容で、思わず涙ぐんでしまいます。
全国から髪の毛のご寄付が届いた様子。
数日間でこんなに沢山!
「私も髪の毛を寄付したい」と思われる方は、ぜひジャーダックのHPにアクセスしてください。
※「JHDAC」で検索
送り先や送り方、注意事項が記載されています。
また、賛同していただいている全国の美容室の情報も掲載されています。
そして、届けられた髪の毛の仕分けなど、簡単な作業をしていただけるボランティアも随時募集されています。
皆様のあたたかいご支援お願いいたします。
本日もたくさんのお客様にご来店いただきましてありがとうございました。