法人概要
活動のご報告

10月8日(土)のチャリティートークイベントのご報告

2016.10.08

本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントはNPO法人おおさかこども多文化センターの村上さんにお話を伺いました。

おおさかこども多文化センターは、外国にルーツをもつこどもを対象に、日本語・母語教育を含めた包括的な教育支援をおこなうために設立されたNPO法人です。

実は、親の国際結婚や仕事上の都合などで、日本語ができない状態で日本で暮らすこどもたちだけでも、大阪府下で2,850名いるそうです。(2015年大阪府教育庁調査)言語の種類もさまざま。35種類の母語があるそうです。中にはパシュトー語など聞きなじみのない言語も。

日本語がわからないまま、日本の学校に通うと、こどもたちはさまざまな困難に遭遇することがあります。

たとえば「おしっこに行きたい」という表現ができず、ひとりでつらい思いをすることもあるそうです。

おおさかこども多文化センターでは、日本語学習会などでそのようなこどもたちの日本語教育支援などを行っています。また、日本のこどもたちも含めたいろんな国の絵本を紹介し、さまざまな文化に触れる絵本の読み聞かせイベントなども開催されています。

絵本読み聞かせイベント「えほんのひろば」の様子。

10月15日(土)16日(日)にも開催されます。

おおさかこども多文化センターは、異なる言語・文化を持つ人々が、お互いを尊重し、ともに暮らしてゆける共生型社会をめざして活動されているそうです。

本日も、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。