11月25日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2017.11.25本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、引退盲導犬のオーランドとともにNPO法人日本サービスドッグ協会副理事長の杉田さんにご来場いただき、お話を伺いました。
団体では、引退した補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の引き取りボランティアの支援活動をされています。補助犬とは障がい者の目・耳・手足の代わりの役目のために訓練を受けた犬のことです。2017年9月1日現在の実働数は盲導犬950頭、介助犬68頭、聴導犬71頭です。そして補助犬も一般の犬と同様に、10才を超えると、目や足が弱ってくるので、10才前後で引退し、ボランティアさんに引き取られるそうです。
ボランティアに引き取られた補助犬も、数年経つと人間と同じように、時には獣医さんに診てもらったり、ワンちゃん用のおしめが必要になったり、費用がかさむこともあるようです。
そこで日本サービスドッグ協会では、引退補助犬を引き取ってお世話してくださるボランティアさんが負担する、医療費等の支援をされており、これらの活動費は寄付でまかなわれています。
チャリティガイド前では多くのボラティアさんと共に引退盲導犬オーランドの他にも盲導犬のレフ、ククル、マリン、ヴィヴィット、活動協力犬(さまざまな活動の際に一般の方と触れ合う役目など)のサムが募金活動のお手伝いをしてくれました。
引退補助犬は基本的な訓練を受けていることと、元々人と接する事が大好きな性質のワンちゃんたちなので、一般家庭でも飼いやすい、とのことです。引退補助犬にご興味をもたれた方は是非団体までお問合わせ下さいませ。
本日もたくさんの人にご来店いただきました。ありがとうございました。