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活動のご報告

身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)法 啓発イベント

2017.12.09

本日、阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場では「身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)法 啓発イベント」が行われました。

補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことで「身体障害者補助犬法」とは、人が立ち入ることのできるさまざまな場所で補助犬を受入れるように義務付けられた法律ですが、まだまだ広く知れ渡っていません。今日は補助犬のことを多くの方に知っていただくためにデモンストレーションを交えていろいろと教えていただきました。

本日の進行はNPO法人日本補助犬情報センターの橋爪さんです。

盲導犬の訓練の様子
(公益財団法人関西盲導犬協会)
盲導犬は目の不自由な方を助けるのがお仕事です。とは言え、車のナビのようにどこへでも案内してくれるわけではありません。ユーザー(盲導犬と歩く人間)の頭の中で考えたルートにしたがって、案内してくれます。初めての場所へ行く場合はユーザーは道が分からないので、盲導犬に指示を出すことができません。街中で盲導犬を見かけたら、ユーザーに「何かお手伝いしましょうか?」とお声がけしていただくと、とっても助かるそうです。

介助犬のお仕事の様子
(NPO法人兵庫介助犬協会)
介助犬は手足が不自由な方を助けるのがお仕事です。例えば車イスユーザーがコインなどを落としてしまった時に、介助犬が拾ってくれます。日常生活のちょっとしたことを手伝ってくれるので、介助犬がいると、安心してお出かけしたりすることが出来るそうです。

聴導犬のお仕事の様子
(一般社団法人日本聴導犬推進協会)
聴導犬は耳の不自由な方を助けるのがお仕事。朝、目覚ましが鳴ると、眠っているユーザーさんの頭を鼻先で持ち上げて起こしてくれます。そのデモンストレーションに会場では大きな拍手がおきました。

補助犬のユーザーの方々に補助犬との暮らしについてご自身の体験談などをお伺いしました。本日登場してくれた聴導犬レオンくんは、引退するので今日が最後のデモンストレーション。しっかり、凛々しくお役目を果たしてくれました。レオンくん、お疲れ様でした。


本日もたくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。