5月5日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2018.05.05本日のチャリティートークイベントは公益財団法人関西盲導犬協会の岡本さん他、スタッフとボランティアの皆様にお越し頂き、お話を伺いました。
同協会は視覚障害者の方の日常生活をサポートし、自立した生活を送れるようにするために盲導犬の育成を行い、無償で盲導犬を提供している団体です。
同協会は亀岡市にある広々とした訓練所で盲導犬を育成しています。現在、全国には盲導犬が941頭活躍しています。単純計算すると一県にわずか20頭あまりだそうです。一方、盲導犬希望者は3,000~4,000名といわれており、1年間にデビューする盲導犬は140頭ほどなので、需要に全く追いついていないのが実情です。
盲導犬としてデビューするまでには、さまざまな訓練や、適性の見極めなどで生まれてから2年ほどかかるそうです。最終的に試験を通過して盲導犬になれるのは10頭の内3~4頭のようです。
とは言っても訓練は厳しいわけではなく、本日のデモンストレーションでも伝わったと思いますが、遊びながら楽しく学んでいくことが訓練の基本のようです。また、盲導犬になれなかった犬の飼育や、施設の維持費などを合計すると盲導犬を一頭提供するためには約500万円もの費用がかかるそうす。そしてそのほとんどが皆様からのご寄付によるものだそうです。あたたかい寄付がたくさん集まり、団体の規模がさらに大きくなり、盲導犬の数が増えるといいですね。H2Oサンタも応援します。
今日は、シンボルキャラクターのH2Oサンタは早くも夏服のアロハシャツ姿で登場。ご来場のとってもかわいいキッズとハイタッチしたり募金活動の応援をしていました。
本日もご来場いただきましてありがとうございました。