6月9日(土)チャリティーイベントのご報告
2018.06.09本日、阪急うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは<NPO法人児童虐待防止協会>事務局長の川本さんご来場いただきました。
同協会は、こどもの虐待を防止するために設立された日本で初めての民間団体です。
児童虐待死亡数が年間50人を超える(厚生労働省第13次報告)というなか、団体が最も力を入れている活動は「子どもの虐待ホットライン」の運営です。月曜日から金曜日の午前11時から午後5時まで、悩みをかかえる人の気持ちをお電話でお聴きし、一緒に考える活動です。話しづらいことでも、このホットラインでは匿名で話せるため、相談しやすいことが特色です。
虐待は虐待をする側の人も多くの悩みを抱えておられ、子育て中の様々なストレスやこどもへの虐待に悩んでいるという、保護者からの相談電話が半数を超えるそうです。電話で対応するのは、こどもにかかわりのある仕事に就かれている保健士、保育士さん等が中心です。
虐待防止には、いろんな職種・団体の方との連携が重要です。団体では、こどもたちを支援する様々な分野の関係者が同時に学ぶ機会を設けたり、虐待が自分たちにも関わる問題と実感してもらえるように、高校の総合学習などで、授業も実施されているとのこと。
団体では、「子どもの虐待ホットライン」の存在を多くの皆さまに知ってもらうため、太陽の色をシンボルカラーとした「オレンジリボンキャンペーン」を実施しています。みなさまもオレンジリボンの取組について、ご家族や、お友達に広めていただければ助かります。
本日はご来場いただき、ありがとうございました。