6月30日(土)のH2Oサンタ チャリティーイベントのご報告
2018.06.30本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、公益社団法人家庭養護促進協会大阪事務所の山上さんと和田さんにお越しいただきました。
日本には、さまざまな理由で親と暮らせないこどもが約4万人もいます(平成29年度厚生労働省資料より)。こちらの団体では保護者による養育がむずかしくなったこどもたちに里親・養親家庭をさがす活動をされています。
こどもの立場から見ると、自分だけを見てくれる特定の大人の存在が、その成長にとってたいへん重要で、将来的に親の元に戻れる見込みのないこどもには養子縁組が整うように活動している、とのことです。
団体では、明日7月1日でちょうど2,700回目を迎える「愛の手運動」という活動があり、新聞紙上で里親・養親を必要とするこどもを紹介しています。また、親子となった後の家庭にも、親睦活動や研修等でさまざまな支援を行っています。その他にも「里親いろいろ応援団」という、いろいろな事情で里親にはなれないけれど、団体のスタッフとして応援活動をするボランティアも募集されています。
最後に山上さんは「二人のお母さんからの贈り物」という絵本を朗読して下さいました。産んでくれたお母さん、育ててくれたお母さん、二人ともたいせつだね、というこどもへのメッセージでした。里親のことが、できるだけ多くの方に知られていくとうれしいです、とのことでした。
本日もたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。また、うめだ阪急9階祝祭広場で7月11日から始まるNPOフェスティバルでは「里親・養親相談会」も行いますので、是非こちらにもご来場下さいませ。