8月18日(土)チャリティートークイベントのご報告
2018.08.20本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、NPO法人子どもセンターぬっくの入江さん、吉田さんにお話を伺いました。
子どもセンターぬっくは、子どもシェルター(避難所)「ぬっくハウス」を運営されています。こどもたちにぬくもりのある生活を、との思いで名づけられた「ぬっくハウス」は、虐待や貧困などが理由で家庭に戻れず、帰るところがない10代のこどもたちを一時的に受け入れる施設です。
実は、大阪は全国でも児童虐待対応件数が最多(2015・2016年度厚生労働省資料より)。そんな状況もあり、虐待を受けたこどもたちが家出してしまうことも。そのようなこどもたちをこれ以上こどもを一人ぼっちににさせないという強い思いから、2016年4月、大阪で初めてこどもたちを一時的に受け入れる施設「ぬっくハウス」の運営が始まりました。
ぬっくハウスでは、こどもたち一人ひとりに弁護士がつき、24時間体制でスタッフ・ボランティアが常駐しています。一時避難したこどもたちは、まず個室が用意され、出来るだけ家庭的な環境で心身を休めることから始めるそうです。その後、弁護士やスタッフが、こどもたちのその後の生活の相談に乗ったり、励ましの声がけをしたりして2,3ヵ月後の巣立ち準備が進められます。
このような活動をしている「ぬっくハウス」ですが、一番困っているのは運営資金だそうです。国からも助成はあるのですが、それだけだと資金不足となります。足りない分は、みなさまの募金や賛助会員の会費などでまかなわれています。ぬっくハウスを継続するためにも、みなさまのご協力がいただければありがたいです。
本日もたくさんの方にご来店いただきましてありがとうございました。