11月10日(土)H2Oサンタチャリティートークイベントのご報告
2018.11.10本日、阪急百貨店うめだ本店の9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは認定NPO法人プール・ボランティア事務局長の織田さん、理事長の岡崎さん、そしてボランティアの宅宮さんにご来場いただき、団体の活動内容を詳しくお聞かせいただきました。
まずは楽しく、そして安全性に配慮して、障がい児にマンツーマンで指導するのが団体の最大の特徴です。プールで行う運動はリハビリにもなり、高齢者・障がい者に有効で、最初は緊張気味でも、水中で動くことの楽しさがわかってくると、だれもがどんどん前向きな気持ちになるようです。
そのために団体ではいろんな工夫をされており、以前から使用の米国製プール用車イスに加え、プール専用浮き具まで独自に開発され、楽しく安全なリハビリに役立てています。
更には今年9月から無償配布されているヘルプマークのオリジナルスイムキャップ。最近は街中でも見かけるようになった赤地に白抜きサインのヘルプマーク。一般のプールでもこのマークの付いたスイムキャップを被っていれば、周りの人に気付いてもらえる、これもこちらの団体のアイデアです。もちろん費用もかかりますからスポンサー募集中とのことでした(モデルは笑顔が素敵な岡崎理事長)。
現在、こどもたちへの水泳のお手伝いの為、220名のボランティアさんがいらっしゃるそうです。沖縄からやってくる人、受験勉強中の高校生、そして最高齢は80代の方も活躍だそうです。本日はボランティア歴3年の宅宮さんが登壇してくださいました。最初は不安もあったけれど、自分からすれば孫のようなこどもたちが水の中でとても頼りにしてくれ、泳げなかった子が泳げるようになり、「楽しかった、ありがとう。」という笑顔いっぱいの言葉をくれるときが一番やりがいを感じる、と仰っていました。
また、同団体は今月25日(日)に実施される大阪マラソンで、寄付先団体(紺色:スポーツ・文化を考える)に採択されており、泳ぎたい障がい児を応援するためにチャリティーランナーが走られます。もし当日青色ユニフォームをみたら応援してくださいね!
最後に織田さんより、泳ぎたいこどもたちの気持ちにこたえるためには、まだまだボランティアの数が足りません。ひとまず、プールをのぞいていただき、よかったら声をかけてくださるととっても嬉しい、とのメッセージがありました。
1回目のトークイベント終了後早速、マスター水泳大会に参加されているという男性が興味をお持ちになり、ボランティア参加の問い合わせをいただきました。チャリティーの輪がすこしづつ大きくなっています。
本日のご来場ありがとうございました。