2月16日(土)のH2Oサンタチャリティートークイベントのご報告
2019.02.16本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントには、公益社団法人アジア協会アジア友の会の柿島さんにネパールの帽子をかぶって登場していただき、お話をお伺いしました。
地球上においては海洋や河川の水がいくら豊富でも、安全な飲料水はごく僅かなようです。アジア協会アジア友の会は1979年にスタートした団体で、飲料水が行き届かないアジアの地域において、井戸やパイプラインを建設贈与し、安全な飲料水を提供する事業に取り組んでおられます。
飲料水はもとより水浴びですら2週間に1度という地域で水くみに使用する金属製の水がめをご披露いただきました。水を入れると15kgほどにもなります。これをこどもたちは毎日1~3kmの道のりを何度も往復しているそうです。時間がかかるため、学校に遅れたり、行けなかったりするそうです。
団体では、これまでにインド、カンボジア、フィリピンなどアジア18カ国で建設してきた井戸・パイプラインは昨年3月末で1949基に上っています。この活動により、子どもに教育を受けさせることができたり、労働から解放されていなかった女性の自立も促すことにもつながっているようです。
会場の祝祭広場には大変たくさんの方がご来場され、柿島さんの熱心なお話に耳を傾けていただけました。寄付もありがたいが、学生やリタイアされた年配の方にも現地で活動するボランティアに是非とも参加してひとつのやりがいとなればうれしいですと仰っていました。
本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。