6月22日(土)のチャリティーイベントは公益社団法人家庭養護促進協会 大阪事務所の山上さんと中島さんにお越しいただきました。
2019.06.22本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、公益社団法人家庭養護促進協会大阪事務所の山上さんと中島さんにお越しいただきました。
日本には、さまざまな理由で親と暮らせないこどもが約4万人もいます(平成29年度厚生労働省資料より)。こちらの団体では保護者による養育がむずかしくなったこどもたちに里親・養親家庭をさがす活動をされています。
こどもの立場から見ると、自分だけを見てくれる特定の大人の存在が、その成長にとってたいへん重要で、将来的に親の元に戻れる見込みのないこどもには養子縁組が整うように活動している、とのことです。
団体では、新聞紙上で毎週日曜日に里親・養親を必要とするこどもを紹介する「愛の手運動」という活動を昭和39年5月5日より始め、明日で2,750回となります。また、親子となった後の家庭にも、さまざまな親睦活動で支援を行っています。その他にも「里親いろいろ応援団」という、いろいろな事情で里親にはなれないけれど、団体のスタッフとして応援する活動も行われています。
山上さんと中島さんが「ふたりのおかあさんからあなたへのおくりもの」という絵本を朗読して下さいました。産んでくれたお母さん、育ててくれたお母さん、二人ともたいせつだね、というこどもへのメッセージでした。
本日は他にも、チャリティガイド前では大阪市子どもセンター主催で、里親制度や登録方法についての「里親相談会」を実施し、里親に関するいろんな相談を受けつけておられました。
本日もたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。