3月7日(土)チャリティートークイベントのご報告
2020.03.07本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所の赤川さんと盲導犬のデモンストレーション犬デビュー間もないウェリナちゃん(2歳)にお越し頂き、お話を伺いました。
訓練所は、南河内郡千早赤坂村とういう大阪府郊外の自然豊かな環境の中に施設があり、広い敷地内で盲導犬の育成をされています。おとなしくても、20頭あまりのワンちゃんをいっしょに育成するには、人里から少し離れた広い場所がいいようです。このような訓練所は全国で11箇所あるそうですが、盲導犬は全国で928頭しかいません(2019年10月1日現在)が、盲導犬とのくらしを希望されている方は3,000人ともいわれており、不足しているのが現実だそうです。
デモンストレーション犬デビューほやほやのウェリナちゃんに訓練の様子を見せて頂きました。盲導犬ユーザー(視覚障害者)が安全に歩けるようにハーネス(胴輪)を通じて、階段の段差などを伝える役目をしている様子を披露して頂きました。健常者が街中で盲導犬を見かけたら、盲導犬はお仕事中なので触らずに優しく無視をして、ユーザー(人間)に声掛けをして、お手伝いすると良いそうです。
盲導犬候補として産まれた子犬は1歳になるまでパピーウォーカという一般家庭のボランティアさんのお宅で、愛情を受けながら育ちます。実際のボランティアである星野さんとウテナ君にも登場していただきました。星野さんはボランティアを始めて6~7年が経ち、7頭のお世話をしたそうです。当初は訓練所に還す時は寂しかったそうですが、今では、これからお仕事を頑張ってくれるんだと思い、気持ちよく送りだす事ができるようになられたそうです。
チャリティーガイド前では、沢山のお客様がスタッフにお話を聞いたり、盲導犬のデモンストレーション犬5頭と触れ合って、多くのご寄付を頂きました。
本日も、たくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました。