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活動のご報告

土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<NPO法人弱視の子どもたちに絵本を>を開催しました!

2022.12.17

本日のチャリティートークイベントは、クリスマスムード一色に包まれた阪急うめだ本店

9階祝祭広場から<NPO法人弱視の子どもたちに絵本を>さんをお迎えしてお届けしま

した。


理事の田中さんと中学二年生の久禮悠太君、三好穂空君にもお越しいただき色々お話を伺

いました。

“弱視”とは、視力を矯正しても小学校の教科書の文字が見づらかったり、視野が狭いなど

の状態にあることだそうです。“NPO法人弱視の子どもたちに絵本を”では弱視のこども

を対象に、さわる絵本や点字本、点字カルタやさわる電車の路線図など、こどもたちが楽

しみながら、さまざまな情報が理解できるツールを作成し、提供されている団体です。

また、その他にもブラインドテニスやフロアーバレーなど弱視のこどもたちが楽しめるス

ポーツにも取り組んでおられます。

更に学校の授業においてもスマホやタブレットなどのICT(情報通信技術)を取り入れ

ることにより、視覚障害のこどもたちは拡大された絵や白黒を反転させた文字を手元の

タブレットなどで見やすくなり、その結果、授業もわかりやすくなるという事です。


そして今回のトークイベントでは、自らが視覚障害者である悠太君、穂空君から、日常

生活での視覚障害者の方が抱える悩みや問題、特に単独歩行などについての困りごとな

どを、ひとつひとつ丁寧にお話ししていただきました。

また団体では視覚障害当事者からの発信こそが大事で主体的に子どもたちの育ちを応援

できないかとHPに「こどもページ」を作る準備もしているそうです。


今回も「さわる絵本」を実際にお持ちいただきご紹介くださいました。そしてご来場のお

客様もまた「さわる絵本」に触れながら興味深く見ておられました。

団体では弱視や全盲の視覚障害のこどもたちだけではなく、より多くの人に「さわる絵

本」や「立体地図」のことを知っていただき、もっと広めたい、とのこと。私たちのつく

っている本は手作りなのでお手伝いをしてくれるボランティアさんがいれば助かります!

とのことでした。

また、先回からこどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジと連動して、チャリ

ティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを出題しています。今回も5名

のお子様がチャレンジしてくれました。正解したお子様にはH2Oサンタオリジナルクリ

アファイルをプレゼントしています。

本日ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。