土曜日の午後は H2Oサンタ チャリティートークイベント<一般社団法人チャーミングケア>を開催しました!
2023.08.19本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、一般社団法人チャーミングケア代表理事の石嶋瑞穂さんと広報担当の中学3年生 石嶋壮真くんにご来場いただき、日頃の活動についてお話を伺いました。
一般社団法人チャーミングケアは国内で唯一、オンライン上で病児・障害児専門のショッピングモールを運営している団体です。病院でだっておしゃれしたい!一般的に医療ケア用品は、デザインよりも機能性重視のものがほとんどです。でも入院中や自宅療養中でもおしゃれがしたい!例えば、かわいい点滴カバーなどがあれば、治療に前向きになれることも。しかし、必要としているこどもが少数で広く流通していないため、どこで買えるのかわからないことが多いのが現状です。
そこで、チャーミングケアでは病気や障害のあるこどもたちやその家族のためのECマーケットプレイス『チャーミングケアモール』を運営されています。そこでは当事者の声で誕生したアイテムやおしゃれな医療ケア用品など500点以上を集約。使いやすさとかわいらしさを両立させた商品を病名や年齢別に、またそれぞれの困りごとで絞り込みをかけることが可能で必要な商品が検索しやすく作られています。また、製品の販売のほか、病気で療養中の子どもがおられるお父さん、お母さんをサポートするためのお役立ち情報など独自のコンテンツの配信も行っておられます。
石嶋さんが活動を始められたきっかけは、ご自身の息子さんである壮真くんが小児白血病を発症した際、壮真くんにとって、毎日の診察、注射、点滴等はとても辛く、大変なだったそうです。そんなとき、友人に作ってもらったカテーテルのカバーが素晴らしい出来栄えで、それを見た息子さんはすごく喜んでくれたそうです。そしてそういうちょっとした「見た目のケア」をすることで治療に前向きになってくれることがわかり、カテーテルカバー以外のアイテムも作るようになり、そういった商品から周りとの繋がりも生まれ、様々な病気や障害のあるお子様を対象にケア商品を作っている方々と出会うことが出来たそうです。そして見た目やメンタルのケアを総称して「チャーミングケア」と名付けられ活動を始められたそうです。
またチャーミングケアは2018年から病気や障害のあるこどもの見た目のケアやメンタルのケア、家族のケアに着目し活動を継続してきました。そしてそのノウハウを活かし、病気や障害のあるこどもたちが、見た目などを気にすることなく自由に参加できるメタバース空間をつくられました。また、現実の世界でも交流を深めるコミュニティースペースとしてチャーミングケアラボを8月下旬に大阪府池田市にプレオープンいたします。毎週水曜日にプロジェクトリーダーの中学校3年の壮真くんが相談会と雑談会を開催します。詳しい内容や参加方法はは団体HPチャーミングケア をご覧ください。
最後に石嶋さんは、まずチャーミングケアという団体の事を多くの方に知ってもらいたいとおっしゃっていました。また「寄付」「ボランティア」など応援の仕方は様々ですので色々な方法でチャーミングケアを応援してください、とおっしゃっていました。
また本日、トークイベント終了後「頑張って下さい」とお声がけ下さったお客様が、お二人が帰られた後、ご家族でチャリティーガイドに立ち寄り、パネルを見て、最後にそれぞれが募金をして帰って下さいました。本日ご紹介したお話をご友人知人に広めていただき、たくさんの方に知っていただけたらうれしいです。
また、今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。
本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。