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活動のご報告

土曜日の午後は H2Oサンタ チャリティートークイベント<公益社団法人アジア協会アジア友の会>を開催しました!

2023.12.09

本日のチャリティートークイベントはミラーボールイルミネーションが輝く阪急うめだ本店9階祝祭広場からお届けしました。公益社団法人アジア協会アジア友の会副事務局長の熱田典子さんにお越しいただき、お話をお伺いしました。

アジア協会アジア友の会は1979年に活動をスタートした、アジアに”命の水”を贈る民間国際協力援助団体(NGO)です。世界中のどこで生まれようとも『生まれてきて良かった』と思える社会を目指して飲料水が行き届かないアジアの地域へ、井戸やパイプラインを建設する事業を行い”安全な水”を贈ることにより生活や環境、医療や衛生、教育の向上などの様々な社会的課題に取り組んでおられます。

『水の惑星』と言われている地球の表面の3分の2は水でおおわれ、およそ14億km³の水があると言われています。しかしながらそのほとんどが海水で、わずかな淡水も南極の氷や地下水が大部分を占めています。全水量における再生可能な水資源(川、湖、ぬまの水)の割合はわずか0.01%しかないそうです。


みなさん、日本人1人あたり1日の水の使用量はどのくらいかご存じでしょうか?・・・約300ℓだそうです。これは家庭用の大きなお風呂と同じぐらいの量だそうです。飲み水、お風呂、お手洗い、料理、学校や職場で使用する水も全て含みますが、結構な量ですね。一方、ネパールでは現在でも水かめ3杯=約36ℓ程度の水を毎日の生活に利用している地域もあるそうです。そしてこの水汲みのために、こどもたちは数キロ離れた場所に毎日何回もの往復が必要です。結果として、こどもたちは、学校に遅れたり、行けなかったりすることもあるそうです。


《現地で実際に水くみに使用する金属製の水がめをお持ちいただきました。》

この水がめは小さめのものだそうですが、それでも水を入れると20㎏ほどの重さにもなるそうです。小さなこどもにとってはこの毎日の水汲みは大変な作業になってしまいます。

日本では蛇口をひねれば透明できれいな水がいくらでも出てきます。私たちはそれが当たり前と思いがちです。地球は海洋や河川の水など、水が豊富にあると思われていますが、本当に安全な飲料水はごく僅かしかないのです。団体では、これまで43年間の活動で安全な水の確保が困難なアジアの各地域に2,254基もの井戸を建設されました。2021年12月には、H2Oサンタ経由のみなさまからお預かりした寄付により4基目の井戸が完成し、こどもたちの喜ぶご報告もいただきました。水を確保する時間から解放され、こどもたちは勉強する時間が増えたりして、結果とて女性の自立にもつながっているそうです。


みなさま、3月22日は世界水の日です。団体では、水の日の認知を高めるために水の大切さをテーマにした写真コンテストを企画しておられます。コンテストに応募することでもこどもたちの支援につながります。たくさんのご応募お待ちしております、とのこと。熱田さんは、安全な水があることは村が変わる第一歩です。そして、その村の人々の将来も変ります。
沢山のご協力の上に成り立つ活動なので、これからもご支援よろしくお願いします!そしてきれいな水を通して世界中のこどもたちがすてきなクリスマスを送れるようになればいいですね。と仰っていました。

今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジと連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。

本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。