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活動のご報告

土曜日の午後は H2Oサンタ チャリティートークイベント<公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金>を開催しました!

2024.02.10

本日のチャリティートークイベントは先週に引き続きバレンタイン一色に包まれた阪急うめだ本店9階祝祭広場からお送りいたしました。『公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金』の田村さんにお越しいただきお話を伺いました。会場はバレンタインチョコやチョコアイスを食べられるみなさまで、真冬の屋外とは違って、大変な熱気の祝祭広場でした。

チャイルド・ケモ・サポート基金の運営するチャイルド・ケモ・ハウスは小児がんや難病など重い病気のこどもたちやその家族に寄り添う活動を行っている団体です。病院ではこどもが重い病気のために長期の入院中であっても家族が付き添ってあげる事ができない場合や、面会時間にも制限があって保護者が仕事帰りなどに面会できない場合も多々あるそうです。こうした中、きょうだいがいる小さなこどもたちは保護者やきょうだいと過ごす時間が制限されてしまい非常に寂しい思いをすることがあるそうです。

「どんな状況でもできる限り家族と一緒にいられたら・・・」そんなこどもたちの願いを実現させるための施設がチャイルド・ケモ・ハウスです。
医療の発
達により今では小児がんは70~80%は治る様になりました。年間2,000~2,500人が発症し、小児がんは病気の進行が早く、10年後などに後遺症が出てくる場合もあるそうです。田村さんご自身も息子さんが6歳のときに、小児がんを再発されたそうです。そして小児がんや、難病のこどもたちのつらい闘病生活で、せめて治療以外は快適に過ごしたい、過ごさせてあげたいという思いから、色々な方と協力し合いながら、この施設を設立されたそうです。

施設では家族と生活が出来る部屋が19室(19家族分)あり滞在費は1泊1,000円だそうです。部屋ごとに独立していて、家族も自宅のように落ち着いて眠れる「ベッド」や、すぐに使える家具なども用意されています。「お風呂」「トイレ」「キッチン」「wifi」や日常生活に必要な物は完備されており、さらに部屋ごとに屋外へつながる“玄関”もあるので、家族は部屋から直接仕事に行くこともできます。

団体では様々なイベントなども積極的に行っています。それは、闘病生活等で病院の屋内の生活が続き、季節をあまり感じることができない状況のこどもたちに、ハロウィンクリスマスでのイベントなどで楽しんでいただくために始まりました。

今日はバレンタインデーのチョコレートを目当てに会場には沢山の若者たちがおられました。そんなみなさまに田村さんから「将来こどもができたり、または身近にいる親戚などのこどもが小児がんになることもあるかもしれません。みんなが小児がんに対する知識・理解を深め、そのこどもやその家族の方は、大きな病気をしているからという事での引け目を感じることなく、前向きに生きていってほしい」とのメッセ―ジをいただきました。

今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。今日はいつもにもまして、こどもたちを含め沢山のみなさまにご参加いただきました。

本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。