土曜日の午後はH2Oサンタチャリティートークイベント<認定NPO法人ふぁそらぼ(FaSoLabo)京都>を開催しました!
2024.02.24本日のチャリティートークイベントは、「九州物産大会」での賑わいの中、阪急うめだ本店9階祝祭広場からお届けしました。認定NPO法人ふぁそらぼ(FaSoLabo)京都の粟さんにお越しいただきにお話を伺いました。
認定NPO法人ふぁそらぼ(FaSoLabo)京都は,食物アレルギーのあるこどもと家族の支援に取組んで活動をされている団体で2005年4月に設立されました。食物アレルギーとは本来は身体を守ってくれるはずの「免疫機能」が食べ物に含まれている物質によって過剰に働き、身体にじんましんや皮膚のかゆみ、咳、嘔吐、下痢などのアレルギー反応を起こす現象です。症状も様々で,、時には意識障害や呼吸困難などの命の危険が関わるケースもあるそうです。そして、もしこどもが食物アレルギーだったら・・・。保護者もこどもの毎日の食事や治療方針、スーパーで売っている食品、お友達の家でのおやつ、給食や学校行事のメニュー、災害時の非常食など、本当にこどもに食べさせて大丈夫なのかと不安な気持ちでいっぱいになってしまいます。
そんな中、団体では食物アレルギーに関する様々な活動を行っています。例えば、子育て家族の親とこどもが気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で相互に交流するための居場所づくりとして、京都市より地域子育て支援拠点事業「つどいの広場」を受託し、全国初となる食物アレルギーに配慮された地域の子育て広場事業を行っています。また食物アレルギーの事をもっとたくさんの人に知ってもらいたいという思いから、『どれみ隊プロジェクト』というこどもたち自身がアンバサダー役になり、こどもたち自身の視点で食物アレルギーについての思いを地域社会に発信することで食物アレルギーへの理解や配慮を広め、食物アレルギーの有無に関わらず、皆んなが暮らしやすい社会づくりを目的とした取り組みなども行っています。
本日はドレミ隊の3名のメンバーにもご登壇していただき、多くの方にアレルギーについて理解してほしいとの思いで企画した商品試食会や米粉のパン作り、食物アレルギーに配慮したパーティーの企画を行ったお話など、色々な活動についてお話していただきました。
そのほか団体では、食物アレルギーの正しい知識を知ってもらうための勉強会や相談会なども開催されています。またアレルギーの有無に関係なく、食物アレルギーについて社会的な理解を広めるためみんなが楽しめるような啓発活動なども積極的に実施されています。
最近ではアレルギーフリーの保存食は多種多様でスーパーやネットなどでも気軽に購入できるそうです。また食品メーカーの方でも食物アレルギーに配慮した食品開発などが今や当たり前で長期保存のできる食品なども含め日々努力し、開発してくれているとの事です。こういった食品も皆さまからの寄付によって買う事が出来ますので是非ともご支援をお願いしますとの事でした。
最後に粟さんからは本日お越しいただいた皆さんには「ふぁそらぼ京都」の事をもっと知ってもらい、そして友人知人の方にも食物アレルギーについてのこういった活動について広めて頂ければ嬉しいです、と仰っていました。またドレミ隊のメンバーからもこれからも食物アレルギーについてのもっと多くの人への理解や配慮を広めていくために色々企画を考えていきます、との力強い言葉をいただきました。
今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。
本日も、たくさんのご来場、ありがとうございました。