法人概要
活動のご報告

土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<一般社団法人チャーミングケア>を開催しました!

2024.05.25

本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、一般社団法人チャーミングケア代表理事の石嶋瑞穂さんと息子さんで広報担当の石嶋壮真くんにご来場いただき、日頃の活動についてお話を伺いました。


一般社団法人チャーミングケアは国内で唯一、オンライン上で病児・障害児専門のショッピングモールを運営している団体です。「病院でだっておしゃれしたい!」。一般的に医療ケア用品は、デザインよりも機能性重視のものがほとんどです。でも、こどもたちにとっては入院中や自宅療養中でもおしゃれはしたいもの! 例えば、かわいい点滴カバーなどがあれば、治療に前向きになれることも。しかし、必要としているこどもが少数なため、しかも商品の選択肢も少ない上、情報収集も難しく、その上どこで買えるのかわからないことが多いのが現状です。

そんな中、チャーミングケアでは病気や障害のあるこどもたちが「病気でもおしゃれを楽しんでほしい」「前向きに治療に取り組むきっかけになれば」との想いから、そしてその家族のためのECマーケットプレイス『チャーミングケアモール』を運営されています。そこでは当事者の声で誕生したアイテムやおしゃれな医療ケア用品など500点以上を集約しています。使いやすさとかわいらしさを両立させた商品を病名(症状別)や年齢別に絞り込みをかけることも可能で、こどもたちが治療に前向きになれるような可愛らしいグッズがいっぱいです。また、製品の販売のほか、病気で療養中のこどもがおられるお父さん、お母さんをサポートするためのお役立ち情報など独自のコンテンツの配信も行っておられます。

石嶋さんがこの活動を始められたのは、2016年にご自身の息子さんである壮真くんが小学生の時に小児白血病を発症したことがきっかけだそうです。

団体を立ち上げてからは、「かう」「しる」「はたらく」「まなぶ」という4つの活動を通じてどんなこどもでもその子らしく過ごすことができるように、また病気や障害のあるこどもと家族のために様々なケアについて日々研究を行い、多くの人に知ってもらうように努められています。


またチャーミングケアは病気や障害のあるこどもの見た目のケアやメンタルのケア、家族のケアに着目し活動を継続しています。そして現在、そのノウハウを活かし、病気や障害のあるこどもたちが、見た目などを気にすることなく自由に参加できるメタバース空間を壮真くんがリーダーになって立ち上げ運営をされています。そこではイベントやゲーム、実際のワールド制作作業などを通じて交流を深めたり、色々な事を相談できる居場所づくりに取り組んでいます。また、現実の世界(リアルスペース)でも交流を深めるコミュニティースペースとして「チャーミングケアラボ」を昨年8月下旬に大阪府池田市にオープンしました。予約が必要ですが、ECマーケットプレイス『チャーミングケアモール』の商品を展示販売以外に、店舗でしか見られない商品も扱っているそうです。さらにはイベントを行ったり、こどもに勉強を教えたりなどと色々な活動拠点となっています。詳しい内容については是非団体HPをご覧ください。

最後に石嶋さんは、今回チャーミングケアという団体の事をはじめて知った方がほとんどだと思いますが、今日のトークイベントをきっかけに多くの方に知ってもらい、そして広めてもらいたい。そしてメタバース環境やリアルスペースの環境にも是非とも足を運んでください、とおっしゃっていました。

「寄付」「ボランティア」「協働」など応援の仕方は様々です。是非色々な方法でチャーミングケアをへの応援をよろしくお願いします。


今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。


本日もご来場いただき、ありがとうございました。