土曜の午後は H2Oサンタ チャリティートークイベント<NPO法人 西淀川子どもセンター>を開催しました!
2026.08.15本日、阪急うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは『NPO法人西淀川子どもセンター』代表理事の西川 奈央人さん。ボランティアのゆっきーさんと、あんなさんにご来場いただきお話を伺いました。
NPO法人西淀川こどもセンターは、2007年秋、近所の公園でパラソルを開き、こどもたちに声をかけるところから活動をスタートしました。
当時、行政などによる「保護者向けの支援の場」はありましたが、「こども本人を支援する場」はありませんでした。こども自身が困ったときもしんどいときも孤立せず駆け込める場所、自分のことを気軽に話せる「近所の親せきの家」のような安心できる場を目指して、活動が始まったそうです。
設立当時、放課後にこどもたちが集まれる「居場所」として、団地の一室で活動されていました。夕方5時ごろになり、居場所の終了時間を迎えても、こどもたちは一人ぼっちになる自宅には帰りたがりませんでした。そのままセンターに残ったり、声をかけ合ってゲームセンターに行ったりする姿を見て、「この子たちは夜、どうしているんだろう?」と気になったことが、活動を広げるきっかけだったそうです。
共働きやひとり親家庭など、保護者が夜遅くまで働いていたり、様々な理由で夜にこどもたちだけになる家庭は少なくありません。夜間に大人がいない状況のなか、「誰もいない家には帰りたくない!」と夜の街に出かけるこどもたちは、事件や事故に巻き込まれてしまうリスクもあります。
そこで、居場所活動として始まったのが『いっしょにごはん!食べナイト?』です。現在、毎週土曜日にこども食堂を開き、10人前後のこどもたちが集まっています。
これは、こどもたちが安心して夜の時間を過ごせる場を目指した取り組みです。西淀川こどもセンターでは、買い物からスタートし、こどもたちと一緒に調理も行います。
みんなと何かをする楽しさを感じてもらったり、「自分でも料理ができた!」という達成感や自信を得る機会を作ったりしています。
他にも、コロナ禍をきっかけに、こどもたちが「体験」する機会が極端に減っていたので「やってみるDAY!」と題してヨガや工作、演劇などのワークショップも開催。
保護者が仕事のために夏休みも予定がなく、寂しい思いをしているこどもたちがいることを知り、みんなで一緒に行くキャンプなども実施されています。
一日中こどもたちと接することで、自然の中だからこそ見えてくる、こどもたちの新たな発見や変化に気づくことができるそうです。
携帯電話の電波が届かない場所での体験ですが、「もう帰りたくない!」という声もあがるほど充実した時間となりました。
こどもだけでなく、大人もついつい長時間携帯電話を見てしまいがちですが、自然の中での体験など夢中になれることがあれば、画面を気にせず過ごせるのかもしれません。
今日は、ボランティアとして活動されている、ゆっきーさんと、あんなさんからもお話を伺いました。
ゆっきーさんは、ボランティア歴2年。元々こどもが好きなこともあり、こどもたちに何かしてあげたいなと思い、西淀川子どもセンターでボランティアを始めました。最初のうちは、ジェネレーションギャップを感じるんじゃないかと、不安に思ったこともあったそうです。ところが、最近では小学生のこどもとシール交換を楽しんでいるそうで、違う年代の子と趣味を共有できることに「やりがい」を感じるているそうです。
特別なスキルや資格は必要ないので、興味があったら参加してみてください!と仰られました。
あんなさんは、昨年の11月からボランティアを始められました。学生時代にクラブやサークル活動などを行ったりする社交的な性格ではなかったけれど、純粋にこどもが好き、こどもとかかわることをやってみたいと思って、大阪のこども食堂をHPで探して、西淀川子どもセンターにたどり着いたそうです。社交的ではない自分だけど大丈夫かなという不安はあったが、西川さんが「いろんな大人がいることをこども達に見せることも大切」だと言ってくれたことで、自信を持てたそうです。ボランティアをしていて嬉しかったことは、こどもが名前を呼んでくれたり、悩み事や困っていることをお話ししてくれたりすることや、こどもたちと一緒にワイワイ一緒に料理を作って、一緒に晩御飯を囲む事だそうです。
あんなさんは、こどもが好きだったら大丈夫。人とかかわることが苦手だった私も、今では親戚の家に遊びに行く感覚で、ボランティアをしています。興味があったら是非参加してみてください!と話されました。
こども食堂や、こどもの居場所づくりへの支援の形は様々です。
活動に賛同していただいた方からの食材の提供をはじめ、書道師範の方による書道体験や、ボランティアシェフとしてのお手伝いなど、様々な支援によって活動が継続できており、「本当にありがたいです」とお話しされていました。
本日のようなH2Oサンタのトークイベントをきっかけに、ボランティアシェフとして参加してくださった方もいらっしゃるそうです。
現在、ボランティアを大募集中とのことです。特に、こどもたちと年齢の近い大学生などのお兄さん・お姉さんボランティアが来てくれたらうれしい、とおっしゃっていました。
料理ができるといった特別な特技が必要なわけではなく、こどもと接することが好きであれば大歓迎とのことです。
最後に西川さんから、ボランティアに興味がある方は、それぞれにお手伝いいただけることが必ずあるので、ぜひ西淀川こどもセンターのホームページをチェックしてみてください、と呼びかけがありました。
また、「自分には無縁だと思うかもしれませんが、私たちだけでなく、皆さんの地域でこどもたちを支援している団体があれば、ぜひ関心を持ってみてください。このような活動をしている存在を、ご友人やご家族との話題にし、口コミなどで広げていただけるとありがたいです。ご自身の持ち味を活かした多様なサポート方法があることを知っていただくだけでも力になりますし、そう思ってくださる方が増えると大変うれしいです」とお話しされていました。
本日もご来場いただき、お話しを聞いてくださり、ありがとうございました。
2025年11月で10周年を迎えました。
みなさまからのご支援に心から感謝申し上げます。
特設サイト▶ https://santa.h2o-retailing.co.jp/h2o-santa/10th/index.html