1月9日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.01.09本日の阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で行われたチャリティートークイベントは公益財団法人どうぶつ基金理事長の佐上さんにご来店いただきました。
どうぶつ基金は1988年に設立された公益財団法人で兵庫県芦屋市に拠点を置き、猫や犬の殺処分ゼロの社会を目指し活動されている団体です。
猫は一度の出産で5~7匹の子猫を産み1年に3回出産することができます。生まれた子猫は6か月たつと妊娠が可能な年齢になるため、1匹の母猫から1年で50~70匹の子猫や孫猫が産まれることもあります。
全ての子猫たちが人間に飼われるわけではなく、1年間で約10万頭の小さな命が殺処分されているのが現実です。
あまりにも悲しいこの現実に目をむけ、殺処分ゼロにしたいという思いから、どうぶつ基金ではさくらねこ不妊手術を無料で行っています。
殺処分になってしまう野良猫を捕まえて、不妊、去勢手術をして元の場所に戻します。
これは、野良猫を捕まえる道具です。
また、手術済のしるしに麻酔中に耳先をV字にカットし戻してあげることで、再び手術されることがないようにしています。
このような耳先の形が桜の花びらに似ていること、愛される桜のような存在になることの願いを込めて「さくらねこ」と呼んでいます。
皆様の温かいご支援のおかげで26年度は8262匹のさくらねこ無料不妊手術を行うことが出来て、生まれてすぐに殺処分される多くの命の不幸な出来事を未然に防ぐことが出来たそうです。
それでもまだ10万匹もの小さな命が殺処分されています。どうぶつ基金はこれからも殺処分ゼロ実現の日まで活動を続けていかれます。
お友達やご家族とさくらねこの話題をしていただき、多くの方に知ってもらうこともご支援に繋がります。よろしくお願いします。
本日も、たくさんの方にご来店いただき、多くのご寄付を頂きました。
ありがとうございました。