5月28日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2016.05.28本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは“NPO法人 弱視の子どもたちに絵本を”の田中さんにお話を伺いました。
田中さんたちは、弱視のこどもたちにも絵本を楽しんでもらえることができるように、「さわる絵本」作りの活動をされています。
こどもたちは、視力が十分にあれば書店などで販売されている絵本を見て言葉と物を覚えることができますよね。でも、視覚障害のあるこどもたちとっては、通常販売されている絵本は読むことが難しかったり、全く読めなかったりします。
この「さわる絵本」は、毛糸やフェルトなど、さまざまな素材を使用して絵本に登場する動物などの形を表現し、立体的に作られているため、さわって絵本を読む(感じる)ことができるようになっています。
今回、「さわる絵本」の実物をお持ちいただき、いろいろご紹介していただきました。
とっても立体的に作られていますよね。びっくり!
毛糸で立体的に浮き上がらせたひらがな。
”へ”、”そ”などのひらがなが、どういう形なのかをさわって知ってもらえるように作っています。
他にも動物や金魚、地下鉄路線図の触る絵本などもご紹介。
少し画像ではわかりにくいかも知れませんが、ドラえもんの点画です。
田中さんは、「弱視のこどもたちが身近にもいることが、まだまだ世間では知られていません。このチャリティートークイベントを機会に多くの方が家庭やお友達に、こういう本があることなどを話題にしていただけるとありがたいです。それが認知が広まっていくことに繋がります。」とおっしゃっていました。
本日もたくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました。