6月4日(土)チャリティートークイベントのご報告
2016.06.04本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、NPO法人 西淀川子どもセンターの西川さんと水谷さんにお話を伺いました。
西淀川子どもセンターでは、こどもへの暴力防止プログラムのワークショップやシンポジウムの開催を通じ、児童虐待の予防活動を行ったり、こども本人が自分のことや、友だち、家族のことを気軽に安心して話せる場作りに取り組む「子ども相談活動」など、地域のこどもに関する様々な課題について取り組んでおられます。
本日は、その中から「いっしょにごはん!食べナイト?」の支援活動について詳しくお伺いしました。
いま、家庭の事情で、ひとりで晩ごはんを食べ、誰とも話すことのない夜を過ごしているこどもがおり、「誰もいない家に帰りたくない」と夜の街に出かけ、暴力被害や、事件に巻き込まれたりすることが社会問題になっています。
西淀川子どもセンターでは、そのような地域のこどもたちを対象に、夕食を作って食べたり、学習したり、おしゃべりしたりしてスタッフと一緒に夜の時間を過ごすことができる場を作っておられます。それが「いっしょにごはん!食べナイト?」です。
食卓を囲んで、楽しそうに会話しています。
食べるだけでなく、調理を手伝ったりもするそうです。
最初はぎこちなかったのが、回を重ねるごとにうまくなったりします。
野菜嫌いなこどもが、自分で作ることで食べられるようになったりも!
ボランティアのおねえさんと勉強したり、遊んだり。
いま、こどもたちに流行っているのは、スティッキーというゲーム。とっても白熱するそうです。
ボランティアの方は、学生から年配の方まで幅広く、いろんな話が聞けることが、こどもたちにはとっても楽しいみたいです。
この「いっしょにごはん!食べナイト?」の活動は、3年前から始まり、昨年1年間で106回も実施されています。
このような活動の運営は寄付と賛助会員に頼っており、やはり資金集めがたいへん。
これらの活動に賛同していただいた方から、料理材料を提供していただいたり、ボランティアでシェフが料理を作りに来ていただくなどもあり、そういう形での支援もとてもありがたいそうです。
西川さんは、このような活動をされている団体があることを、お友だちとか家族の方と話題にしていただき、口コミなどで広がり、ボランティアをしようと思っていただける方が増えるととっても嬉しいですと言っておられました。
もし、ご興味を持たれましたら、「西淀川子どもセンター」で検索していただくと、もっと詳しい内容がご覧いただけます。
本日もたくさんのお客様にご来店いただきましてありがとうございました。