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活動のご報告

6月18日(土)のチャリティートークイベントのご報告

2016.06.18

本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、NPO法人タイ国学生日本語教育環境支援プロジェクト理事長の原田さんにお越しいただきました。

原田さんたちは、タイ国のアカ族をはじめとする山岳少数民族のこどもたちの識字率向上を目指し、教育環境支援活動をされています。

タイの山間部に暮らす、少数民族「アカ族」などのこどもたちは、学ぶ機会がなく、母国語のタイ語を話すことや文字を読むことができません。言葉の壁があり、就職が困難で、貧困から抜け出すことができないのです。

そこで、原田さんの団体は鉛筆やノート、本、給食などの提供を行いながら、こどもたちの学習支援を行っています。

原田さんは年に100日以上も現地を訪れているとのこと。現地に入り込むことで、本当に必要なことがわかり、結果につながることで支援を継続できるそうです。

また、活動を本格化されたのは、お仕事を引退された64歳からで、現在73歳!パワー全開で活動継続中です。

アカ族の村ってどこにあるの?
タイ北部ミャンマーとラオスの国境に面しているあたりの山岳にあるそうです。

水汲みも大切な仕事。1.5キロ先の川への往復も重労働。でもこれは女性の仕事なんですって!男の人たちは手伝いません。その地域の慣習なのですが、私たちからすると少し違和感がありますね。

50円程度で給食1食分の提供が可能です。

鶏肉一片でも給食は楽しい!
お菓子をもらったら大喜び!高級なお菓子より、現地で手に入るお菓子がたくさんあるほうがうれしい!

アカ族の友だちがたくさんいる、同じ山岳少数民族リス族出身のチャリターさん。

彼女もタイ国学生日本語教育環境支援プロジェクトで来日し、日本語や日本の文化を学んでいます。

このような活動における資金はすべてみなさまからの募金から。
イベントの後、原田さんを支援されている方々が募金集めのお声がけの協力もしてくださり、たくさんのお客様に募金していただきました。ありがとうございました。

この活動にご賛同され、ご自身でも支援したいと思われた方は、「NPO法人 タイ国学生日本語教育環境支援プロジェクト」のWEBサイトから原田さんにメールでのご連絡をお願いします。

本日もたくさんのお客様にご来店いただきましてありがとうございました。