9月17日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2016.09.17本日のチャリティートークイベントはNPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンの中西さんにお話を伺いました。
ボルネオでは、1960年代後半から森林伐採やパーム油生産のためのアブラヤシプランテーション開発が進み、熱帯雨林が急速に減少しました。そこで団体では、ボルネオの自然と動物を守る活動をされています。
中西さんのお話によると、プランテーションの開発で分断された森林を繋ぐため、土地を購入し、野生動物の移動経路をつくることで、生物の多様性を保全されているんだそうです。
また、泳げないオランウータンが、分断された森林から、食べ物を求めて川を渡れるように、廃棄された消防ホースを使って吊り橋を作り、渡るところが撮影されたそうです。その他にもプランテーションに迷い込んだボルネオゾウを一時的に保護したり、動物と人間の共生について学ぶセミナーなども定期的に開催されています。この機会にぜひ興味を持っていただき、NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンのホームページもご覧くださいませ。本日もたくさんの方にご来店いただきましてありがとうございました。
オランウータンが吊り橋を渡る様子