1月7日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2017.01.07本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、NPO法人 日本サービスドッグ協会の森田さん(午後1時~)、谷口さん(午後4時~)にお話を伺いました。
<画像は午後4時~のトークイベント>
日本サービスドッグ協会は、引退した補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の引取りボランティアの支援活動をされています。
補助犬も一般の犬と同様に10才を超えると目や足が弱ってくるので、引退することになるそうです。そして引退したワンちゃんのほとんどがボランティアさんに引き取られることになります。引き取られてから数年経ったワンちゃんは、やはり人間と同じように老化が進み、獣医さんに診てもらったり、ワンちゃん用のおむつが必要になったりするなど、さまざまな費用がかかります。特に、補助犬は大型犬がほとんどで、簡単に運んだりできないため、散歩や獣医さんへの移動などにも専用の器具が必要で、ボランティアさんの費用負担も大きくなります。
そこで日本サービスドッグ協会では、そのようなボランティアさんのために、引退補助犬にかかる医療費・介護費等の支援をされています。また、歩行困難になった補助犬の専用車いすや車に飛び乗れなくなったワンちゃんが楽に歩いて乗れるようなスロープ、歩行補助のための介助ベルトなどを作って提供されています。
そのような介護用品は必要とされるタイミングで貸出しされています。いろんな介護用品を提供する活動費は、ほとんど皆さまからの寄付でまかなわれているそうです。そのため、このような活動をしている団体があることを広く知っていただき、引退犬支援への賛同者が増えていくことがたいへん重要となってくるんですね。
もし、みなさんがお友達やご家族といる時に、補助犬と出会ったり、補助犬のニュースを聞かれたら、この日本サービスドッグ協会の話題をしていただけるとうれしいです。
<介護用品例>
左上:カート
右上:後ろ足補助付き介助ベルト
左下:おむつカバー
右下:スロープ
マーティンゆう(イラストレーター)さんやボランティアさんたちのお力を借りて製作された、「引退補助犬支援チャリティーカレンダー」の紹介も。1,000円以上の募金でプレゼント。とってもかわいいです!
チャリティガイドの前でワンちゃんと触れ合うこどもたち。
本日もたくさんの人にご来店いただき、募金していただきました。ありがとうございました。