1月14日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2017.01.14本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、フィリピンのこどもの就学支援をおこなっている認定NPO法人 アクセスの野田さんにお話を伺いました。
アクセスは、フィリピンと日本で貧困問題に取り組む、京都生まれの団体です。「10人に3人が、小学校を卒業できない」と言われるフィリピンで、「こどもに教育、女性に仕事」を提供する活動を続けておられます。
フィリピンの公立小学校では学校給食の制度がなく、授業料が無料なのにも関わらず、弁当を用意できない、制服・文房具が買えないなどの理由から、学校に通えないこどもたちがいます。
アクセスでは食材費を提供し、親たちが交代で調理する給食事業に取り組むことで、弁当を用意できないために就学をあきらめていたこどもたちが就学できるように支援しています。ちなみに40円あれば給食1食分の用意ができるそうです。
お母さんたちから「自分で稼いでこどもたちを学校に通わせたい」という話をたくさん聞き、アクセスでは京都の大学生がデザインしたクリスマスカードをフィリピンのお母さんたちが製作し、日本で販売するという仕組みを作りました。こうしてフィリピンのこどもたちには教育を、お母さんたちには仕事の支援もしておられます。写真のクリスマスカードは昨年阪急うめだ本店でも販売し好評だったとのこと。
日本で簡単に支援する方法があります。使わなくなった本、CD、DVD、ゲームなどをアクセスにお送りください。フィリピンの人々を応援する寄付になります。今の時期なら書き損じハガキも受け付けています。ハガキ1枚でちょうど給食1食分。フィリピンのこどもたちの就学支援してみませんか?
本日もたくさんの人にご清聴いただきました。ありがとうございました。