12月1日(土)H2Oサンタ チャリティートークイベントのご報告
2018.12.01本日、クリスマス一色の阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で「身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)法 啓発イベント」を行いました。
補助犬ってご存知ですか?補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことで「身体障害者補助犬法」とは、人が立ち入ることのできるさまざまな場所で補助犬を受入れるように義務付けられた法律です。
今日は補助犬のことを多くの方に知っていただくために関西盲導犬協会・日本聴導犬推進協会・兵庫介助犬協会のみなさまにご来場いただき、デモンストレーションを交えて補助犬のお仕事をご紹介しました。また、それぞれの補助犬のユーザーさんにも補助犬と生活することになったきっかけや困っていることなど、生の声を伺いました。本日はNPO法人日本補助犬情報センターの橋爪さんにお話を進めていただきました。
盲導犬の訓練の様子
(公益財団法人関西盲導犬協会)
盲導犬は目の不自由な方を助けるのがお仕事です。とは言え、車のナビのようにどこへでも案内してくれるわけではありません。ユーザーさん(盲導犬と歩く人間)の頭の中で考えたルートにしたがって、案内してくれます。初めての場所へ行く場合はユーザーさんは道が分からないので、盲導犬に指示を出すことができません。街中で盲導犬を見かけたら、ユーザーさんに「何かお手伝いしましょうか?」とお声がけしていただくと、とっても助かるそうです。
聴導犬のお仕事の様子
(公益社団法人日本聴導犬推進協会)
聴導犬は耳の不自由な方を助けるのがお仕事。写真は来客者のことをユーザーさんに知らせるというデモンストレーション。ユーザーさんが困っておられることは聴導犬は小型犬や雑種もおり、ペットと間違われることが多いこと。聴導犬は他の補助犬に比べて少ないため、まだまだ知られていないのでもっともっと聴導犬のことを知って欲しい、とのことでした。
介助犬のお仕事の様子
(NPO法人兵庫介助犬協会)
介助犬は手足が不自由な方を助けることがお仕事です。例えば車イスユーザーさんがコインなどを落としてしまった時に、介助犬が拾ってくれます。日常生活のちょっとしたことを手伝ってくれるので、介助犬がいると、安心してお出かけしたりすることが出来るそうです。飲み物を冷蔵庫から取ってユーザーさんに渡すというデモンストレーションを披露してくれました。
本日は手話通訳者と音声認識技術を使うことにより、リアルタイムで字幕を作成する“UDトーク”が会場に導入され、聴覚障害者の方にも、よりわかりやすくイベントを楽しんでいただくことができました。
本日もたくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。