10月27日(土)H2Oサンタチャリティートークイベントのご報告
2018.10.27本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、公益社団法人家庭養護促進協会大阪事務所の山上さんと田邉さんにお越しいただきました。
日本には、さまざまな理由で親と暮らせないこどもが約4万人もいます(平成29年度厚生労働省資料より)。こちらの団体では保護者による養育が困難になったこどもたちに里親・養親家庭をさがすということ、将来的に親の元に戻れる見込みのないこどもには養子縁組が整うように活動をされています。
団体では、今現在で2,700回を超える「愛の手運動」という活動があり、新聞紙上で里親・養親を必要とするこどもを紹介しています。
「養子縁組を必要とするこどもと親には、親子となった後にも、親睦活動や研修等でさまざまな支援を行っています。」と山上さん。いろいろな親子に寄り添ってこられた団体の活動なので、親と子のかかわり方など、さまざまなアドバイスが出来るようです。その他にも「里親いろいろ応援団」という里親にはなれないけれど、団体のスタッフとして応援活動をするボランティアなどの組織化も実施れてされています。ご興味がある方は、団体のホームページから是非、お問合わせ下さい。
最後に山上さんは、アメリカ原作で日本人の里親さんが翻訳をされた「ふたりのおかあさんからのおくりもの」という絵本を朗読して下さいました。産んでくれたお母さん、育ててくれたお母さん、二人ともたいせつだね、というこどもへのメッセージでした。「里親のことが、できるだけ多くの方に知られ、そのご家庭みんなが生きやすくなるとうれしいです。」とのことでした。
本日もたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。