8月3日(土)チャリティートークイベントは <認定NPO法人日本クリニクラウン協会>
2019.08.03本日、阪急うめだ本店9階祝祭広場で行われたチャリティートークイベントは、認定NPO法人日本クリニクラウン協会から臨床道化師でとっても笑顔が素敵な“きゃしー”さんと“ぐんぐん”さんにご来場いただきました。
日本クリニクラウン協会は長期入院中のこどもたちの病棟を定期的に訪問し、笑顔を届ける活動を行っています。クリニクラウンとはクリニック(病院)+クラウン(道化師)をあわせた造語で、臨床道化師とも言います。こどもたちは病気になると、治療が大変なことに加え、人との出会いが少なくなり(感染などから身を守るために人との接触が制限されます)、自分の兄弟姉妹でも会えないこともあるそうです。クリニクラウンはそのようなこどもたちの病室を訪問し、こどもたちに笑顔を届けながら「こども時間」を一緒に過ごす活動をされています。
本日は、実際に病室で行っている皿回しのパフォーマンスを会場のこどもたちに体験してもらい、「楽しかった!」との笑顔をもらいました。その後には、クリニクラウンを応援するこどもたち2名が登場し、?パプリカにあわせてダンスを披露。とってもステキなダンスはお客様の手拍子で大いに盛り上がりました。そんな楽しさいっぱいのクリニクラウンですが、メンバーが足りないそうです。全国の病院ではクリニクラウンの皆さんが来てくれるのを心待ちにしているこどもたちが大勢いるのですが、全ての要望には応えることが困難だそうです。クリニクラウンはこどもたちのために、病院のことや心理学など、専門知識をしっかり勉強する必要があるので、養成するにも時間がかかるようです。
病院訪問の活動で、やってて良かったと思える時は?の質問には「入院中のこどもたちは寂しさからか、自分らしさを出せないこどももいて、クリニクラウンが接することで、その子らしさを出してもらったり、ワクワク、ドキドキを感じてもらえるようになった瞬間に立ち会えた時にやりがいを感じます」と答えてくださいました。
>8月7日(火)は「ハ・ナ」と読んで鼻の日、ということで一年に一度、クリニクラウン主催の一大チャリティーイベント「レッド・ノーズ・デイ2019」が開催されます。本日と同じ祝祭広場で11:30~12:30まで「身近な人と笑顔を贈りあおう!」というイベントです。12時から1分間、クリニクラウンのシンボルマークである“赤いハナ”をつけて日本国内の色々な場所で同時に開催されます。当日はこどもたちみんなで?パプリカダンスも踊ります。
いろんな方々の取り組みでチャリティーの輪がどんどん広がっています!
本日もたくさんの方にご来場していただき、ありがとうございました。