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活動のご報告

3月14日(土)のH2Oサンタチャリティートークイベントのご報告

2020.03.14

本日、阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウスの本庄さんにお話を伺いました。

団体名のチャイルド・ケモ・ハウスのケモとは?小児がんなどのこどもたちをケモ(科学療法)する意味だそうです。こどもたちが病気の治療をしながら家族とともに生活できる専門治療施設を運営されています。

病院では入院中のこどもに家族が付き添うことができない場合や、面会時間の制限で保護者が仕事帰りなどに面会できない場合もあるそうです。きょうだいがいる小さなこどもなどは保護者やきょうだいと過ごす時間が制限され、寂しい思いをすることも。
「病院でも家族と一緒にいられたら・・・」そんなこどもたちの願いを実現させるため“ドアの向こうは病院、でもこちら側は家”という、家族と一緒に過ごすことができる夢のような施設がチャイルド・ケモ・ハウスです。施設には医師や看護士がおり、治療をしながら家族と生活が出来る部屋が19室(19家族分)あるそうです。日常生活に必要な物は完備されていおり、部屋ごとに屋外へつながる“玄関”もあるので、家族は部屋から直接仕事に行くこともできます。

本庄さんは、昔、友人と待ち合わせをしていた時に、たまたま本屋である1冊の本を立ち読みしたそうですが、その本に大変な感銘を受け、その場でボロボロと泣いてしまったそうです。その本をきっかけにボランティア活動に興味を持ち、現在の団体でのスタッフ活動につながっているそうです。 会場で本日はじめて団体のことを知った方からも、本庄さんのように団体の活動に協力してくださる方が増えるといいですね。

5月24日(日)には神戸三宮周辺で「チャイケモウォーク」とういうウォーキングのイベントを予定しています。みんなでおそろいのTシャツを着て歩き、こどもたちのことを知ってもらい、支援の輪を広げることを目的にしたイベントです。興味のある方は、団体のホームページから申込をお願いします。
http://www.kemohouse.jp/


現在、世界のいたるところで新型コロナウィルスの感染予防が行われていますが、チャイルド・ケモ・ハウスでは、日頃から万全な感染予防対策がなされ、こどもたちと家族が安心して暮らす事ができる施設を心がけておられる、とのこと。



本日もご来場ありがとうございました。