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活動のご報告

3月28日(土)のH2Oサンタチャリティートークイベントのご報告

2020.03.28

本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で開催したH2Oサンタチャリティートークイベントは、NPO法人 あっとオーティズム理事長の佐伯さんにお越しいただき、お話しを伺いました。

オーティズム(自閉症)の理解促進の啓発活動を行っている団体で、オーティズムの前にアットマークのあっとを付け、あっとオーティズムを団体名とし、2011年から芦屋、神戸を中心に活動を始められました。

自閉症(オーティズム)のこどもの割合は100人に一人くらいだそうです。自閉症とは聞いた事があるけれど、詳しくはご存じない方も多いので、どのような状態かを知ってもらいたい、と佐伯さん。

自閉症(オーティズム)のこどもたちは、研ぎ澄まされた感覚を持っており、特に音に対しては敏感に感じることが多いそうです。日常の生活音や色々な音が自分の耳のすぐ横で大きな音として聞こえる感覚になることもあるようです。また、驚いたときなどの表現が周りの人に理解されず、驚かれることも。「ちょっと違う表現や行動があったとき、独自の表現方法とわかってもらい、自閉症を理解してもらうことで暖かく見守って欲しい、とのこと。また、どの音を捉えるべきかの判断が困難なこともあるので、声をかける時などは正面から目線を合わせて話しかけてくれると、こどもも安心して聞くことができるそうです。


毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー。世界172ヶ国が同時に有名建造物を自閉症啓発デーのシンボルカラーであるブルーでライトアップし、応援します。ブルーは希望の色と言われ、また心穏やかになるカラーとして知られるので様々な願いをこめてブルーにライトアップするそうです。日本では約170ヶ所で有名建造物がライトアップされ、自閉症のこどもたちを応援します。

今年は外出が困難な状況が続いているので、多くの人が集まるイベントは中止ですが、SNSやフェイスブックなどで応援メッセージの画像やブルーをテーマにした画像などを投稿し、わかりあう気持ちを発信して頂ければ有り難いと言われていました。



本日もご来場いただき、ありがとうございました。