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活動のご報告

土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<認定NPO法人児童虐待防止協会>を開催しました!

2022.11.05

本日、阪急うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは認定N

PO法人児童虐待防止協会 理事の川本さんにご来場いただきました。

認定NPO法人児童虐待防止協会は1990年当時、徐々に児童虐待が社会問題として世間

の関心が高まる中、日本で初めての民間団体として設立されました。児童虐待のドキュメ

ント番組がテレビで放映され、その反響が大きかった事もあり、行政と協力し開設したそ

うです。団体では、どのような状況下に生まれたこどもであっても、愛情と環境に恵まれ

、人としての命と成長が大切にされる社会の実現に向け、児童虐待問題を防止・予防を目

的とされています。

厚生労働省は毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定めて、さまざまな取組みを行っ

ていますが、こどもが虐待を受けたという悲惨なニュースは後を絶ちません。団体が開設

当初より、最も力を入れている活動は「子どもの虐待ホットライン」の運営です。月曜日

から金曜日の午前11時から午後4時まで、悩みをかかえている方の気持ちを電話で、一

緒に考える活動です。話しづらいことでも、このホットラインでは匿名で相談できるの

で、どんな事でも構わないので悩んでいたら、勇気を出して、まず電話をかけてきて欲し

いそうです。

電話相談の内訳を見ると、こどもへ虐待をしてしまった事に対し、悩んでいる方が全体の

25%を占めています。いけないとわかっていても子育て中の様々なストレスでこどもへ

の虐待を繰り返してしまっているそうです。ホットラインにかかってきた電話の対応は、

保育士をはじめとする専門分野の経験者が対応しているので安心して相談して欲しいとの

こと。また、卒業後すぐにでも親になる可能性のある高校生への授業も行っています。今

まで関心が無かった虐待問題について、自分たちに何かできることはないかと考えるよう

になった、自分たちが親になり、困ったり、悩んだりした時には悩まずに相談できる場所

があることがわかり、とても有意義な授業だった、との声が多く聞かれたそうです。

「オレンジリボン」とは、虐待の現状を広く知ってもらい、虐待を防止し、虐待を受けた

こどもたちが幸福になれるようにとの気持ちをこめた、こども虐待防止のシンボルカラー

で、シンボルマークだそうです。こどもの虐待防止活動に賛同される方がオレンジリボン

をつける事により、こども虐待防止の意志を示し、更に多くの人々に関心と賛同を広げ、

普及させていく市民運動です。みなさまもオレンジリボンの取組について、ご家族や、お

友達に広めていただければ助かります。




本日もご来場いただき、ありがとうございました。