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活動のご報告

土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<NPO法人西成チャイルド・ケア・センター>を開催しました!

2023.06.10

本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催のチャリティートークイベントには、NPO法人西成チャイルド・ケア・センターの川辺さんにお越しいただき、こども食堂を通じた地域とのつながり作りについてお話をお伺いしました。

西成チャイルド・ケア・センターはこどもたちが安心して過ごすことのできる「居場所づくり」として始まりました。こども食堂と呼ばれている施設は国内に現在7,000ヵ所以上あるといわれており数年前と比較すると、かなり増えています。

川辺さんのところには、乳児から大人まで年齢を問わず地域のいろんな方が集まって来られます。

西成チャイルド・ケア・センターでは居場所づくりの中で様々な活動をされています。ボランティアの学生が食事の前に宿題を一緒にやってくれる学習支援や、夏休みには泊まりでキャンプに出掛けたる自然体験などを定期的に行なっています。

最近の出来事を伺うと、これまではコロナ禍で学級閉鎖になり給食を提供できなくなったとき、食材を寄贈してもらうことがあったそうですが、コロナが5類に移行したことで、そういった機会がなくなったそうです。コロナの落ち着きはありがたいことですが、いろんな影響があるものですね。

新しい施設ができたこともあり、近頃は100人を超えるこどもたちが集まってくれるそうです。結果、大量の食材が必要になり、お米だと一週間に30kgが無くなるそうです。たくさんのこどもたちが集まってくれて、にぎやかで楽しいひとときをみんなで過ごしていますが、食材の手配がとっても大変なのでみなさんに応援して欲しい!と言われていました。

本日は、会場に来られていた西成チャイルド・ケア・センターでボランティアをされている井上さんに突然になってしまいましたがインタビューのお願いをすると、ステージでお話してくださいました。井上さんは自分でやれることで協力したいとの思いでボランティアを始められ、今年の5月でまる5年になるそうです。仕事帰りの疲れているときに活動をはじめるのですがこどもたちと一緒にいるとこどもたちからパワーを貰っていると感じで、こども食堂が終わるころには元気になっているそうです。何か特別なことでなくても、自分にできることならなんでも良いんです、とのこと。他のボランティアさんでは、お皿洗いだけをする人、料理だけをするひと、後片付けだけをする人など、それぞれがやりたいこと、得意なことを行って、みんなでこどもたちの居場所づくりに携わっているそうです。

こども食堂のことを多くの方に知っていただくことが、こどもたちの支援につながるので是非お友達、ご家族で話題にしてください、とのことです。

今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施し、正解の方にはH2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。

本日もご来場いただき、ありがとうございました。