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活動のご報告

土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<一般社団法人ソーシャルアクションジャパン>を開催しました!

2026.01.17

本日、阪急うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、一般社団法人ソーシャルアクションジャパンの代表理事の内多勝康さんと、理事の應武茉里依さんにご来場いただき、お話を伺いました。

一般社団法人ソーシャルアクションジャパンは、「全ての人に野球の楽しさを」を掲げて活動をはじめられ、遠隔操作技術を活用した「ウルトラ・ユニバーサル野球」を開発し、重い障害があっても誰もが活躍できる、インクルーシブな社会づくりを目指しています。

現在、国内で医療的ケアが必要なこどもは約2万人いるといわれています。日本は世界の中でも非常に高い医療レベルを誇ります。医学の進歩を背景に、医療的ケアが必要な「医療的ケア児」は増加傾向にあります。しかし、病院から退院すると同時に、家族には24時間体制でのケアが求められる生活が始まり、社会課題となっています。また、医療的ケア児は家族との外出や友だちと遊ぶといった「こどもらしい経験」が不足しがちです。そこで開発されたのが、"視線"や"わずかな指先の動き"でバッティングができる「ウルトラ・ユニバーサル野球」です。

「ウルトラ・ユニバーサル野球」

その特徴は4つ


➀どこからでも参加できる~ご自宅のほか、病院、施設からも~

遠隔操作記述を活用することで、インターネット環境さえあれば、どこからでも参加できます。


②仲間ができる~同じ地域で暮らす仲間がチームメイトに~

おおむね都道府県単位でチームが構成さています。選手が少ないチームは合同チームがあったり、施設ごとでの構成もあります。


③チームに貢献できる~誰かの役に立つという経験~

活躍によって仲間が得られる称賛の声や感謝の気持ちが、選手の自信に繋がります。


④新たな可能性に出逢える~できることを増やすきっかけに~

「うちの子には無理だろうな」と思っていたけれど、いざやってみると出来て、本人も楽しそうで家族も驚いた、という声も。


内多さんがこの活動を始めたきっかけは、前職であるNHKアナウンサー時代の経験にあるそうです。生活情報番組などを担当する傍ら、並行して関心を持っていた障害福祉の番組制作に携わる中で、「医療的ケア児」が直面する課題を知ることとなりました。

医療的ケア児が病院を退院して自宅に戻った後のさまざまな家族のケア等の実際について、内多さんが番組で発信したのは2013年のことでした。

その後、2016年に世田谷区で新たに医療型短期入所施設(医療的ケア児とその家族を数日間受け入れ、家族が休息できる施設)の開設計画が進みます。アナウンサー時代に社会福祉士の資格を取得していた内多さんは、NHKを退職してこの施設のハウスマネージャーに応募し、現在に至るそうです。

続いて、理事の應武(おうたけ)さんにもお話を伺いました。應武さんは現在、3歳のこどもを育てる母親です。お子さんは2歳までは健常児として育っていましたが、3歳の時に病気の後遺症で医療的ケアが必要になったそうです。

ケアが必要になった途端、保育所の利用を断られ、外出も困難になり、"遊ぶ"ことの難しさを痛感されたといいます。かつて社会人野球などのウグイス嬢を務めていた應武さんの夢は、いつか「我が子の名前をコールすること」でした。一時は「私の夢は終わってしまった」と思われたそうですが、この団体との出会いによって「まだ夢はつながっている」と希望を持てるようになりました。

また、医療的ケア児である選手の保護者の方からもお話を伺いました。最初は「うちの子にルールがわかるのだろうか」「野球を見たこともないのにできるのかな」という不安があったそうです。しかし、回を重ねるごとにこどもが"とてもいい顔"になっていく姿を見て、それが家族全体の喜びにもつながっていると語ってくださいました。

最後に、内多さんからメッセージをいただきました。

「将来は海外チームとも対戦して、WBCのような大会を開催したいと考えています。YouTubeでもアーカイブを発信しているので、ぜひご覧ください。野球というポピュラーなスポーツも、環境さえ整えば、障害がある方も多くのことが可能になります。それは、こどもたちだけではありません。遠く離れた孫との対戦や、老人ホーム同士の対戦など、テクノロジーはそれほどまでに進歩しています。どうか、アクションを起こしてこの活動を広めてください。応援していただけると幸いです」

来月、2月25日(水)から3月2日(月)まで、阪急うめだ本店9階 祝祭広場で開催される「第22回NPOフェスティバル」に参加されます。ぜひお立ち寄りください。

(一般社団法人ソーシャルアクションジャパンは、2月25日(水)〜27日(金)に出展)

【一般社団法人ソーシャルアクションジャパン】HPは→コチラ

また、今回も、こどもたちが楽しく学べる「HANKYUこどもカレッジ」と連動して、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかる「NPOクイズ」を実施しました。正解された方には、H2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしています。

本日選手として登壇いただいた方は、大阪・関西万博にもボランティアとして参加されたそうです。こどもたちや海外の方などに、遠隔操作を使って手を振るなどの交流をされた際、あまりにスムーズな動きに「お母さんが代わりにやっているのではないか?」と驚かれ、なかなか信じてもらえなかったというエピソードもあったそうです。

本日もご来場いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。


2025年11月で10周年を迎えました。

みなさまからのご支援に心から感謝申し上げます。

特設サイト▶ https://santa.h2o-retailing.co.jp/h2o-santa/10th/index.html