土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金>を開催しました!
2026.07.18本日、阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントには、公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金の二階堂さんにお越しいただき、お話を伺いました。
皆さんは「小児がん」についてご存じでしょうか。
日本では、年間におよそ2,000人から2,500人のこどもが発症するといわれています。これは、こどもおよそ1万人に1人の割合です。
小児がんは病気の進行が大人よりも早く、また病気が治ったあとも、数年が経過してから後遺症(晩期合併症)が出てくる場合もあります。
医療の発達により、現在では7〜8割が治るようになりましたが、大人のがんとは異なり、生活習慣が原因ではなく、その多くは原因がまだはっきりと分かっていません。
小児がんを含め、こどもが重い病気にかかった場合、治療に付き添う家族や家にいるきょうだいたちが、病気のこどもと一緒に病院で寝泊まりすることは原則できません。
また、小児がん治療の拠点病院は限られた場所にしかなく、神戸には西日本だけでなく、全国から専門医の治療を受けるために遠方から来られている方もいるそうです。
治療期間が1年から1年半に及ぶこともあると言われる中、その期間中も家族がばらばらにならず、一緒に生活できるよう、チャイルド・ケモ・ハウスが誕生しました。
チャイルド・ケモ・ハウスは神戸市のポートアイランドにあり、ベッドや冷蔵庫などの家具もそろった、家族が生活できる部屋が19室(19家族分)用意されています。こどもが入院・治療を受けている間、家族は病院のそばにあるこの部屋で過ごすことができます。
各部屋はそれぞれ独立しており、保護者の方が仕事から夜遅く帰ってきたり、早朝に出勤したりする場合でも、部屋ごとに玄関があるため、屋外から直接出入りが可能です。
現在、チャイルド・ケモ・ハウスは年間約140家族に利用されているそうです。
季節を感じるイベントの実施
チャイルド・ケモ・ハウスでは、長い闘病生活の中で病院内での生活が続き、季節の移り変わりを実感しにくい環境にあるこどもたちのために、さまざまなイベントを行っています。
花火やハロウィンなど、こどもも大人もみんなで一緒に楽しめるイベントをたくさん実施し、日々の生活に笑顔を届けています。
その他にも、今年の3月には、うめだ阪急の美容部員社員がボランティアとして来館され、こどもたちのために日々がんばっている保護者の方を対象とした特別なイベントが開催されました。
内容は、ご自身でメイクをしていただきながら、プロがそのお手伝いやアドバイスを添えるという体験のプレゼントです。
参加されたお母さん(ママ)の姿を見たきょうだいたちが、「ママきれい!」と大喜び。こどもたちの笑顔に、お母さんもほっとされている様子がとても印象的でした。
また小児がんのことを多くの人にもっと知ってもらうために、おそろいのグリーンのTシャツを着て、楽しく神戸の街を歩く『チャイケモ・チャリティウォーク』が6月13日に開催されました。1,000人以上の方が参加され、快晴の中、多くの方がさまざまな思いを持って参加されていたようです。
誰もが「おかえり」と言える温かい社会へ
以前は病院で看護師として働かれていた二階堂さん。こどもたちは入院しながら長期間の治療を受けることが多いのですが、入院生活の中で、実際に治療を受ける時間は一日のうちそれほど長くはありません。
「本来であれば遊んだり、家族と過ごしたりするはずの『普通のこどもらしい時間』が制限され、こどもも保護者の方も本当に大変な思いをされている」
看護師時代にその姿を間近で見てきたからこそ、「自分にもっと何かできることはないか」、そして「多くの人に治療を受けているこどもたちや、そのご家族の思いを少しでも知ってもらいたい」という強い思いが芽生え、この活動に参加されたのだそうです。
二階堂さんは、「重い病気を抱えているこどもが、みなさんの身近なところにいることを知ってほしい。そして病気の治療はもちろん大半ですが、その後の日常生活に戻ったときに、周りの方々が『おかえり』と温かい気持ちで迎え入れてあげてほしい」とおっしゃっていました。
重い病気を持つ子どもとご家族を支えるこの活動に、ぜひ皆さんにもご興味を持っていただけたら嬉しいです。
本日もご来場いただき、ありがとうございました。
2025年11月で10周年を迎えました。
みなさまからのご支援に心から感謝申し上げます。
特設サイト▶ https://santa.h2o-retailing.co.jp/h2o-santa/10th/index.html