土曜日の午後はH2Oサンタ チャリティートークイベント<NPO法人子どもセンターぬっく>を開催しました!
2026.07.24本日、阪急うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントでは、NPO法人こどもセンターぬっく理事長の玉野さんにお越しいただき、お話を伺いました。
子どもセンターぬっくは、2026年4月でシェルター開設10周年を迎えた、大阪で初めての、子どもシェルター(避難所)を運営しています。「こどもたちにぬくもりのある生活を」、との思いで名づけられたこの「ぬっくハウス」は、保護者からの虐待や経済的搾取(アルバイトをしても保護者にお金を取られる)などによって家に帰ることができず、 今夜眠るところがないなど、居場所をなくし、心も身体も傷ついているこどもたちのため、身体を休め、心を癒せる生活の場として一時的に受け入れる施設(緊急避難場所)になっています。現在電話相談等も含めると、年間約190件の問い合わせがあり、シェルターには10~20人が避難しています。
安心して帰る家がなく、夜遅くまで繁華街をさまようこどもたちは少なくありません。子どもセンターぬっくは、行き場のないこどもたちの居場所となる「こどもシェルター」や「自立支援ホーム」を運営しています。
大阪では2016年3月まで、こうしたこどもたちを一時的に受け入れる施設がありませんでした。しかし、2016年4月に女子専用のこどもシェルター「ぬっくハウス」が開設され、大阪で初めてこどもたちの受け入れが始まりました。
対象はおおむね15歳から20歳で、入居期間は数日から2か月程度です。入居者が安心して過ごせるよう一人ひとりに個室を用意し、スタッフやボランティアが常駐して衣食住を提供しています。また、こども一人ひとりに「こども担当弁護士(コタン)」がつき、スタッフや児童相談所職員と連携を取りながら寄り添い、個々の課題解決や将来的自立に向けた支援を行っています。
こどもたちとって、「居場所がない」というのは、帰る家が無いというだけではありません。家に居てもアルバイト代を家族に取られる。ゆっくり寝ることができる布団が無い。十分にご飯が食べられない。親から暴力振るわれる。など、家にいても心が休まらない状況が続いいていることを、「居場所がない」と呼んでいます。
こどもシェルター「ぬっくハウス」での入居期間はおよそ2~3か月が基本ですが、退所後のこどもたちのフォローアップも行っています。
心身ともに傷ついたこどもが一人で自立することは容易ではありません。そこで、2020年4月に女子専用の自立支援ホーム「Re-Co(りこ)」を、2023年12月には男子専用の「Ma-Co(まこ)」を開設しました。これらの自立支援ホームは、家庭で生活できなくなったこどもたちが、仕事や学校に通いながら、自立に向けた準備をする場所です。
ぬっくハウスと同様に、「こども担当弁護士(コタン)」が一人ひとりにつき、スタッフとともに生活リズムの確立、貯金、家事や金銭管理、対人スキルの習得などを支援し、経済的・精神的な自立を目指します。
特にここでは、「本人の声を聞き、その声を尊重する」ことを大切にしており、月に1回こどもを交えて普段の生活の振り返りを行っています。
現在子どもセンターぬっくでは、様々なボランティアを募集しています。遊び相手、料理を作る。勉強を教えるなど。着の身着のままで家を飛び出してくる子も多いので、身の回り品なども提供していただけるとありがたいそうです。また、シェルターの数が不足しているので、期間限定でも結構です。空き部屋を提供してくださる方も探しています。
玉野さんの本業は弁護士です。その弁護士の仕事として「非行のこどもたち」「虐待されているこどもたち」とかかわる案件を担当することもあり、そのなかで、それぞれ非行に至るまでに、家族からの色んな被害にあうことで家に帰れなくことがあることを知り、弁護士を中心とした今の活動を始めるようになったそうです。
そして最後に玉野さんに、「やりがい」を伺いました。最初に会った時は、表情が暗く目にも光が無くいこどもが、毎日ご飯を食べて、ちゃんと寝るという生活を2週間くらい続けると、驚くほど表情が明るくなり目にも明るさがでてくる。そして、日にちが経ってくると、いい意味で我がでてくるそうです。今まで何も言えなかった事を口に出して言える、その変化をみていることが、「やりがい」を感じる時だと仰いました。
今回も、こどもたちが楽しく学べるHANKYUこどもカレッジ企画と連動し、チャリティートークイベントを聞けば答えがわかるNPOクイズを実施しました。正解された方には、H2Oサンタオリジナルクリアファイルをプレゼントしました。トークイベント終了後、女性のお客様で、話に感動されて、「ボランティアとして何か出来うことはありませんか?」というお声をいただきました。今日もまた、優しい輪が広がりました。
本日もご来場いただき、ありがとうございました。
2025年11月で10周年を迎えました。
みなさまからのご支援に心から感謝申し上げます。
特設サイト▶ https://santa.h2o-retailing.co.jp/h2o-santa/10th/index.html