6月20日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2015.06.20本日のチャリティートークイベントはボルネオ保全トラスト・ジャパンの中西さんにお話を伺いました。
中西さんたちはボルネオ島で動植物の保護活動を行っておられます。
熱帯雨林のボルネオ島は豊かな自然が広がり、珍しい動物や植物が生息しているそうです。
そのなかには「アブラヤシ」という植物も生息していて、「アブラヤシ」からはパーム油が採れるんですって。
ではパーム油は私たちの生活に身近にあるものなんでしょうか?
パーム油は食用・洗剤・化粧品などに使われています。食品では即席めん、チョコレート菓子、スナック菓子などに使われているそうです。
このパーム油を生産するために「アブラヤシ」のプランテーション開発が進み、熱帯雨林が減少。
だんだん森林が小さくなっているんですって。
でも、動物が生きるためには広い土地が必要です。エサを採ったり、パートナーを見つけることが難しくなるからです。そこで、開発された土地を購入して分断された森林をつなぐ活動を行ってるんだそうです。
また、ボルネオと言えばオランウータンですよねぇ。オランウータンは寝るのもエサを探すのも遊ぶのもすべて樹の上で、地面に降りてくることはめったにないそうです。プランテーションを作るための開発で、大きなひとつの森だった熱帯雨林が、とぎれとぎれになってしまい、広い地域を移動することができなくなってしました。そこで日本で廃棄された消防ホースを使って、オランウータン用のつり橋を作ったそうです。
豊かなボルネオの自然を守るために、いろいろな活動をされていることがわかりました。
30分という短い時間のなかで、ここには書ききれないほど熱く、いっぱいお話していただきました。
本日もたくさんの方のご来店ありがとうございました。
つり橋を渡るオランウータンです。
中西さん、本日は熱いトークをありがとうございました。