4月2日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2016.04.02本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場にて行われましたチャリティートークイベントは、NPO法人あっとオーティズムの金出さん(午後1時)と松浦さん(午後4時)にお話を伺いました。
あっとオーティズムはオーティズム(自閉症)の社会での理解促進のため啓発活動をされています。
今日4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。
オーティズム(自閉症)や発達障がいの人たちへの応援の意思を表すために、日本を含む世界147ヵ国以上でライト・イット・アップ・ブルー・キャンペーン(LIUB)が行われます。
キャンペーンでは「ブルー」をテーマカラーとして、建築物をブルーにライトアップしたり、ブルーのものを身につけたりしながらイベントなどに参加することで、オーティズム(自閉症)の理解向上をめざすことが目的だそうです。
オーティズムの人々は一般の人々に比べ、感覚器官に特異性があったりするので、物の見え方や音の聞こえ方が違ったりします。そのため、街の騒音などに驚き、周りから冷たい視線を投げかけられることや「親の育て方が悪い」などと誤解される場合もあるそうです。
オーティズムは、後天的なものではなく、生まれ持った脳の器質的・機能的な障がいによるものだそうです。
このようなオーティズムの特性の理解が広がることで、オーティズムのこどもや家族がもっと暮らしやすくなることを目指して4月2日は世界中でさまざまなイベントが開催されています。
現在、オーティズムの割合は30人に1人とも言われています。学校だとクラスに1人の割合ですよね。とっても身近なことです。
オーティズムについて知識を持ち、オーティズムの人々に出会ったときには温かい目で見守るという、一人ひとりの意識の変化が大きな支援につながります。
トークイベントでは本日の18時から神戸海洋博物館で行われる、あっとオーティズムの自閉症啓発デーのエンディングイベント「バルーンリリースセレモニー」の紹介をされていました。夕暮れ時の神戸港の空にみんなの想いを乗せて青い風船を飛ばすイベント。空高く舞い上がる風船はキレイでしょうね。
本日もたくさんの方にご来店いただきましてありがとうございました。